HOME 国内、大学、高校

2024.12.09

800m日本記録保持者・落合晃が駒大へ進学!駅伝の超名門から世界目指す
800m日本記録保持者・落合晃が駒大へ進学!駅伝の超名門から世界目指す

落合晃(24年インターハイ)

男子800m日本記録保持者の落合晃(滋賀学園高3)が来春、駒大へ進学することが関係者への取材でわかった。受験し、無事に合格通知が届いた。

落合は滋賀県出身で、今津中時代に800mで全中の出場資格を得たが欠場。1分56秒87が中学でのベストだった。滋賀学園高で一躍飛躍を遂げ、1年時に激戦のインターハイ近畿大会で高1最高となる1分50秒19をマークして優勝すると、インターハイにも出場。国体の予選も1分50秒90をマークし、決勝で8位入賞を果たした。

2年時にはインターハイで1分47秒92(高2歴代2位)を叩き出して優勝。1500mでも6位入賞を果たしている。国体でも積極的な走りで2位に入った。今年は4月のU20アジア選手権を制すると、シニア路線に本格参戦。5月の静岡国際では1分46秒54を出して、クレイ・アーロン竜波(相洋高)の高校記録を0.05秒更新した。

広告の下にコンテンツが続きます

日本選手権では目指していたパリ五輪の参加標準記録(1分44秒70)には届かなかったが、高校生ながら日本一。夏の福岡インターハイでは1分44秒80という特大の日本新記録で連覇を飾った。続くU20世界選手権でも銅メダルを獲得している。なお、600mでも1分16秒34の日本最高記録を持つ。

U20世界選手権などを経験し、「800mや中距離で世界に」という強い思いを持ち、参加標準記録(1分44秒50)にも迫る来年の東京世界選手権を目標に掲げる。一方箱根駅伝などへの「あこがれ」も抱いていると話していた。

駒大は学生3大駅伝で通算最多29勝を誇る名門中の名門。現在は大八木弘明総監督、藤田敦史監督の体制で強化を進めている。

広告の下にコンテンツが続きます
男子800m日本記録保持者の落合晃(滋賀学園高3)が来春、駒大へ進学することが関係者への取材でわかった。受験し、無事に合格通知が届いた。 落合は滋賀県出身で、今津中時代に800mで全中の出場資格を得たが欠場。1分56秒87が中学でのベストだった。滋賀学園高で一躍飛躍を遂げ、1年時に激戦のインターハイ近畿大会で高1最高となる1分50秒19をマークして優勝すると、インターハイにも出場。国体の予選も1分50秒90をマークし、決勝で8位入賞を果たした。 2年時にはインターハイで1分47秒92(高2歴代2位)を叩き出して優勝。1500mでも6位入賞を果たしている。国体でも積極的な走りで2位に入った。今年は4月のU20アジア選手権を制すると、シニア路線に本格参戦。5月の静岡国際では1分46秒54を出して、クレイ・アーロン竜波(相洋高)の高校記録を0.05秒更新した。 日本選手権では目指していたパリ五輪の参加標準記録(1分44秒70)には届かなかったが、高校生ながら日本一。夏の福岡インターハイでは1分44秒80という特大の日本新記録で連覇を飾った。続くU20世界選手権でも銅メダルを獲得している。なお、600mでも1分16秒34の日本最高記録を持つ。 U20世界選手権などを経験し、「800mや中距離で世界に」という強い思いを持ち、参加標準記録(1分44秒50)にも迫る来年の東京世界選手権を目標に掲げる。一方箱根駅伝などへの「あこがれ」も抱いていると話していた。 駒大は学生3大駅伝で通算最多29勝を誇る名門中の名門。現在は大八木弘明総監督、藤田敦史監督の体制で強化を進めている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.24

女子短距離の久保山晴菜が現役引退「もう一度やり直してもこの道を選ぶ」アジア選手権やDLにも出場

今村病院はアスリート職員の女子短距離・久保山晴菜が今季限りで現役引退すると発表した。 久保山は佐賀県出身の29歳。小学校から陸上を始め、田代中時代に4×100mリレーで全中準決勝に進出。佐賀北高に進学して200m、400 […]

NEWS 後藤大樹が46秒80!!!初400mで高1最高を14年ぶりに更新 インターハイでは高1初400mH王者

2025.10.24

後藤大樹が46秒80!!!初400mで高1最高を14年ぶりに更新 インターハイでは高1初400mH王者

京都府私学総体が10月24日に西京極で行われ、男子400mで後藤大樹(洛南1)が46秒80を叩き出した。自身初の400m個人レースで出したこの記録は、山木伝説(九里学園)が2011年に樹立した高1最高(47秒31)を14 […]

NEWS 女子マラソン世界記録保持者チェプンゲティチに3年間の資格停止処分が確定 スマホアプリから禁止薬物の写真も見つかる

2025.10.24

女子マラソン世界記録保持者チェプンゲティチに3年間の資格停止処分が確定 スマホアプリから禁止薬物の写真も見つかる

世界陸連の独立不正監査機関「アスリート・インテグリティー・ユニット」(AIU)は10月23日、女子マラソン世界記録(2時間9分56秒)保持者のR.チェプンゲティチ(ケニア)に対し、禁止物質の使用により3年間の資格停止処分 […]

NEWS パリ五輪男子100mセミファイナリスト・リチャードソンが所属連盟変更を申請 出生国アイルランドへ

2025.10.24

パリ五輪男子100mセミファイナリスト・リチャードソンが所属連盟変更を申請 出生国アイルランドへ

男子短距離のB.リチャードソン(南アフリカ)が所属連盟をアイルランドに変更するための申請を行ったことがわかった。現地メデイアで報じられている。 現在21歳のリチャードソンは21年のU20世界選手権100mで銀メダルリスト […]

NEWS 学法石川が10年連続男女V  男子は2時間2分58秒! 1区増子陽太が圧巻の28分20秒 女子も1区から首位譲らず/福島県高校駅伝

2025.10.23

学法石川が10年連続男女V 男子は2時間2分58秒! 1区増子陽太が圧巻の28分20秒 女子も1区から首位譲らず/福島県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた福島県高校駅伝が10月23日、猪苗代町総合体育館前を発着点とするコースで行われ、学法石川が10年連続で男女優勝を遂げた。男子(7区間42.195km)は大会記録を2分08秒も更新する2時間2分 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top