HOME 海外

2024.12.02

インゲブリグトセン兄弟の父・ジェルト氏に出廷命令 子どもへの虐待について
インゲブリグトセン兄弟の父・ジェルト氏に出廷命令 子どもへの虐待について

中距離、長距離で活躍するインゲブリグトセン兄弟

男子中長距離の五輪・世界選手権金メダリスト・ヤコブ・インゲブリグトセン(ノルウェー)の父であり元コーチのジェルト・インゲブリグトセン氏が、ヤコブらへの虐待のため、来年、裁判所への出廷を命じられていると海外メディアで報じられている。

インゲブリグトセン一家はジェルト氏の下に7人の子どもがおり、次男のヘンリクは12年ロンドン五輪1500m5位、三男のヘンリクは17年ロンドン世界選手権1500m銅メダルの実績を持つ。昨年からヘンリク、フィリップとヤコブは父による暴力を含む身体的・精神的虐待を告発していたが、ジェルト氏はこれを否定していた。

広告の下にコンテンツが続きます

虐待については警察は証言をすでに集めており、検察から来年の出廷を求められているが、ジェルト氏の代理人はこれをしりぞける声明を出しているという。

なお、ノルウェー陸連とノルウェー五輪委員会はジェルト氏について不適切とし、昨年のブダペスト世界選手権や今年のパリ五輪への参加を認めなかった。

男子中長距離の五輪・世界選手権金メダリスト・ヤコブ・インゲブリグトセン(ノルウェー)の父であり元コーチのジェルト・インゲブリグトセン氏が、ヤコブらへの虐待のため、来年、裁判所への出廷を命じられていると海外メディアで報じられている。 インゲブリグトセン一家はジェルト氏の下に7人の子どもがおり、次男のヘンリクは12年ロンドン五輪1500m5位、三男のヘンリクは17年ロンドン世界選手権1500m銅メダルの実績を持つ。昨年からヘンリク、フィリップとヤコブは父による暴力を含む身体的・精神的虐待を告発していたが、ジェルト氏はこれを否定していた。 虐待については警察は証言をすでに集めており、検察から来年の出廷を求められているが、ジェルト氏の代理人はこれをしりぞける声明を出しているという。 なお、ノルウェー陸連とノルウェー五輪委員会はジェルト氏について不適切とし、昨年のブダペスト世界選手権や今年のパリ五輪への参加を認めなかった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.23

箱根駅伝Stories/3度目の山で伝説を作る早大・工藤慎作 スピードに磨き「ストロングポイントとして活躍を」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 中学では当初卓球部を希望 「いよいよ始まるなっていうところで、純粋に […]

NEWS 箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

2025.12.23

箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 競技を続けるきっかけは消去法 「大村良紀=10区」、という構図ができ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

2025.12.23

箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 武者修行で変わった“基準” 中大・岡田開成(2年)にとって第101回 […]

NEWS ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

2025.12.23

ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は12月23日、第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の「クマ対応」について発表した。 同大会は群馬県庁スタート・フィニッシュで、前橋市、高崎市、伊勢崎氏、太田市、桐生市をめぐ […]

NEWS 短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

2025.12.23

短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

スズキは12月末をもって男子短距離の竹田一平が退社・退団すると発表した。 竹田は埼玉県出身の28歳。不動岡高時代は走幅跳や三段跳をメインにしていたが、中大から本格的にスプリントへ。大学2年だった2016年には10秒27を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top