2024.12.02
世界陸連(WA)は12月1日、WAアスレティクス・アワードの各受賞者を発表。年間最優秀選手にあたる「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」は男子は短距離のレツィレ・テボゴ(ボツワナ)、女子は長距離のシファン・ハッサン(オランダ)が選ばれた。
21歳のテボゴはパリ五輪200mで母国初となる金メダルを獲得して、100mでも6位入賞。4×400mリレーでもボツワナチームの一員として銀メダルを手にした。タイムでも200mで19秒46の世界歴代5位、アフリカ新記録を樹立。このほか、2月には300mで30秒69の世界最高記録をマークし、ロングスプリントでも新境地を開いている。
ハッサンはパリ五輪で5日目の5000m、9日目の10000mでともに銅メダルを獲得。10000mの37時間後に実施されたマラソンでは2時間22分55秒の五輪新記録で金メダルに輝いた。この長距離3種目でのメダル獲得は女子では初の快挙となり世界に衝撃を与えた。
同賞は年間最優秀選手を男女1名を表彰するものとして長年続けられてきたが、昨年からはトラック種目、フィールド種目、競技場外種目(ロード種目)から男女各1名ずつの年間最優秀選手を表彰する形式に変更。さらに今回からは、各部門の最優秀選手のなかから総合優秀賞を男女1名ずつ選考するかたちとなった。
各部門の受賞者は以下の通り。
トラック
男子 L.テボゴ(ボツワナ/短距離)
女子 S.マクローリン・レブヴロン(米国/400mH)
フィールド
男子 A.デュプランテイス(スウェーデン/棒高跳)
女子 Y.マフチフ(ウクライナ/走高跳)
競技場外種目
男子 T.トーラ(エチオピア/マラソン)
女子 S.ハッサン(オランダ/マラソン)
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.20
【箱根駅伝2026名鑑】中央大学
2025.11.20
【箱根駅伝2026名鑑】青山学院大学
-
2025.11.20
-
2025.11.20
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.22
新所属初レースの赤﨑暁「調整もレースもうまくいかず」ニューイヤー駅伝へ「エースとして」/八王子LD
◇2025八王子ロングディスタンス(11月22日/東京・上柚木公園陸上競技場) 男子10000mに特化した八王子ロングディスタンスが行われ、パリ五輪マラソン6位の赤﨑暁(クラフティア)が出場。6組で28分57秒99を要し […]
2025.11.22
田澤廉が約2年ぶり10000m 27分31秒90「戻れるかずっと不安だった」今後はマラソン挑戦の可能性も示唆/八王子LD
◇2025八王子ロングディスタンス(11月22日/東京・上柚木公園陸上競技場) 男子10000mに特化した八王子ロングディスタンスが行われ、7組日本人トップ(6着)の鈴木芽吹(トヨタ自動車)が27分05秒92をマーク。塩 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025