2024.11.22
世界陸連は11月22日、26年から新たに開催する世界陸上アルティメット選手権の実施種目を発表した。
第1回大会で行われるのは男女28種目。トラックでは男女100mから5000m、男子110mハードル・女子100mハードル、男女400mハードルを実施し、フィールドでは走高跳、棒高跳、走幅跳、やり投は男女それぞれを行い、三段跳は女子、ハンマー投は男子のみの実施となる。
さらに、4×100mと4×400mと2種目が行われるリレー種目は、いずれも男女混合で行うことを発表。混合4×400mリレーは五輪、世界選手権で開催されているが、混合4×100mリレーは国際大会で初めて実施される。
各種目の出場資格については公表されていないものの、世界選手権優勝者、五輪チャンピオン、ダイヤモンドリーグ優勝者などは優先的に出場権が与えられることがすでに発表。パリ五輪で金メダルを獲得している女子やり投の北口榛花(JAL)が希望すれば、出場はほぼ確定的となっている。
世界陸連は「陸上競技をより魅力的なものとするために、新たなかたちでの競技会の実施を目指す」として、今大会を設立。賞金総額1000万ドル(約15億4000万円)とし、優勝者には15万ドル(約2300万円)という高額賞金が贈られるとして話題となった。
第1回大会は2023年世界選手権の会場となったハンガリー・ブダペストで、9月11日から13日の3日間で開催される。
世界陸上アルティメット選手権実施種目
100m 200m 400m 800m 1500m 5000m 110mハードル(男子) 100mハードル(女子) 400mハードル 走高跳 棒高跳 走幅跳 三段跳(女子のみ) ハンマー投(男子のみ) やり投 男女混合4×100mリレー 男女混合4×400mリレーRECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.26
-
2025.11.26
-
2025.11.25
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.26
熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導
熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]
2025.11.26
世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里
日本陸連は11月26日、第46回世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日/米国・タラハシー)の男女U20日本代表代表選考会(11月30日/京都)の確定エントリーリストを発表した。 男子は当初エントリーしていた24 […]
2025.11.26
パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定
男子短距離のQ.ウィルソン(米国)がメリーランド大へ入学することが発表された。 ウィルソンは2008年生まれの17歳。23年ごろから400mで頭角を現し、同年の米国室内選手権で優勝するなど注目を浴びた。今年6月には400 […]
2025.11.26
男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」
2016年リオ五輪の男子3000m障害で銀メダルに輝いたE.ジャガー(米国)が引退を表明した。 ジャガーは35歳。ジュニア時代には中長距離でU20世界選手権1500m7位などの成績を収め、シニアでは3000m障害で世界的 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025