HOME 高校

2024.10.26

山梨学院が14年連続男女V 男子は2区のムティア二が区間新で逆転 女子は1区から首位譲らず逃げ切る/山梨県高校駅伝
山梨学院が14年連続男女V 男子は2区のムティア二が区間新で逆転 女子は1区から首位譲らず逃げ切る/山梨県高校駅伝

山梨学院・橘田響(山梨県高体連提供)

全国高校駅伝の出場権を懸けた山梨県高校駅伝が10月26日、富士河口湖町の西湖畔周回コースで行われ、山梨学院が14年連続の男女優勝を飾った。全国出場は、男子は14年連続24回目、女子は16年連続24回目となる。

男子(7区間42.195km)は、1区こそ2位だったものの、首位より15秒遅れて中継所を飛び出した2区(3km)のフェリックス・ムティアニ(2年)が8分10秒の区間新記録で逆転。その後も3区・佐藤新太(2年)、4区・前多陽(1年)、5区・南澤道大(3年)、6区・芦澤由都(2年)、7区・橘田響(2年)がそれぞれ区間賞で走破した。2時間10分06秒をマークして2位の笛吹と9分59秒差をつけた。

広告の下にコンテンツが続きます

女子(5区間21.0975km)は、1区(6km)坂元唯花(2年)が20分55秒の区間賞で首位発進すると、3区(3km)では、前回2区で区間賞だったシャロン・ムワンティ(2年)が快走。9分04秒の区間新記録を打ち立て、後続との差をさらに広げた。4区の戸澤瑠南(1年)、5区の西本佑菜(3年)も区間賞。2位の韮崎に3分28秒差をつける1時間13分44秒でフィニッシュした。

全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、今年から都道府県代表のほかに、男女ともに地区代表が出場する。

全国高校駅伝の出場権を懸けた山梨県高校駅伝が10月26日、富士河口湖町の西湖畔周回コースで行われ、山梨学院が14年連続の男女優勝を飾った。全国出場は、男子は14年連続24回目、女子は16年連続24回目となる。 男子(7区間42.195km)は、1区こそ2位だったものの、首位より15秒遅れて中継所を飛び出した2区(3km)のフェリックス・ムティアニ(2年)が8分10秒の区間新記録で逆転。その後も3区・佐藤新太(2年)、4区・前多陽(1年)、5区・南澤道大(3年)、6区・芦澤由都(2年)、7区・橘田響(2年)がそれぞれ区間賞で走破した。2時間10分06秒をマークして2位の笛吹と9分59秒差をつけた。 女子(5区間21.0975km)は、1区(6km)坂元唯花(2年)が20分55秒の区間賞で首位発進すると、3区(3km)では、前回2区で区間賞だったシャロン・ムワンティ(2年)が快走。9分04秒の区間新記録を打ち立て、後続との差をさらに広げた。4区の戸澤瑠南(1年)、5区の西本佑菜(3年)も区間賞。2位の韮崎に3分28秒差をつける1時間13分44秒でフィニッシュした。 全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、今年から都道府県代表のほかに、男女ともに地区代表が出場する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.23

箱根駅伝Stories/3度目の山で伝説を作る早大・工藤慎作 スピードに磨き「ストロングポイントとして活躍を」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 中学では当初卓球部を希望 「いよいよ始まるなっていうところで、純粋に […]

NEWS 箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

2025.12.23

箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 競技を続けるきっかけは消去法 「大村良紀=10区」、という構図ができ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

2025.12.23

箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 武者修行で変わった“基準” 中大・岡田開成(2年)にとって第101回 […]

NEWS ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

2025.12.23

ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は12月23日、第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の「クマ対応」について発表した。 同大会は群馬県庁スタート・フィニッシュで、前橋市、高崎市、伊勢崎氏、太田市、桐生市をめぐ […]

NEWS 短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

2025.12.23

短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

スズキは12月末をもって男子短距離の竹田一平が退社・退団すると発表した。 竹田は埼玉県出身の28歳。不動岡高時代は走幅跳や三段跳をメインにしていたが、中大から本格的にスプリントへ。大学2年だった2016年には10秒27を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top