HOME 国内

2024.10.14

成年女子100mは君嶋愛梨沙が貫禄V 「ケガなく終われて良かった」 11秒50には満足せず/佐賀国スポ
成年女子100mは君嶋愛梨沙が貫禄V 「ケガなく終われて良かった」 11秒50には満足せず/佐賀国スポ

24年佐賀国スポ成年女子100mを11秒50で制した君嶋愛梨沙(山口・土木管理総合)

◇佐賀国民スポーツ大会(10月11~15日/佐賀・SAGAサンライズパーク/SAGAスタジアム)4日目

佐賀国民スポーツ大会の4日目が行われ、女子100mは2023年ブダペスト世界選手権代表の君嶋愛梨沙(山口・土木管理総合)が11秒50(+0.9)で快勝した。

序盤から先行して日本選手権3連覇の貫禄を示した君嶋は開口一番、「ケガなく終われたことが良かったと思います」と実感を込めた。

広告の下にコンテンツが続きます

今季は5、6月にコンスタントに11秒4台を出しており、「風が良ければ、11秒2、3台が狙える感覚が日本選手権が終わってからありました。そこぐらいは出したかったです」。追い風が吹いていただけに、記録には満足していなかった。

昨年はブダペスト世界選手権に出場したが、シーズン後半はケガに苦しみ、前回の鹿児島特別国体は欠場。「パリに向かっていろいろ考えた時に、年齢的にも今が良くても来年はわからないと思うようになりました」。ケガに近い状態で走ることは控えるようになった。

日本選手権では100mで3連覇、200mでも優勝を飾っているが、それでも五輪への道は遠かった。来年の東京世界選手権も100mの参加標準記録もパリ五輪と同じ11秒07と、ハードルは高い。

広告の下にコンテンツが続きます

これでシーズンを終え、来年1月から室内の試合に臨む予定。「しっかりと身体を作って、試合勘を出して4月からグットと走れるようにしたいです」と来季を見据えた。

◇佐賀国民スポーツ大会(10月11~15日/佐賀・SAGAサンライズパーク/SAGAスタジアム)4日目 佐賀国民スポーツ大会の4日目が行われ、女子100mは2023年ブダペスト世界選手権代表の君嶋愛梨沙(山口・土木管理総合)が11秒50(+0.9)で快勝した。 序盤から先行して日本選手権3連覇の貫禄を示した君嶋は開口一番、「ケガなく終われたことが良かったと思います」と実感を込めた。 今季は5、6月にコンスタントに11秒4台を出しており、「風が良ければ、11秒2、3台が狙える感覚が日本選手権が終わってからありました。そこぐらいは出したかったです」。追い風が吹いていただけに、記録には満足していなかった。 昨年はブダペスト世界選手権に出場したが、シーズン後半はケガに苦しみ、前回の鹿児島特別国体は欠場。「パリに向かっていろいろ考えた時に、年齢的にも今が良くても来年はわからないと思うようになりました」。ケガに近い状態で走ることは控えるようになった。 日本選手権では100mで3連覇、200mでも優勝を飾っているが、それでも五輪への道は遠かった。来年の東京世界選手権も100mの参加標準記録もパリ五輪と同じ11秒07と、ハードルは高い。 これでシーズンを終え、来年1月から室内の試合に臨む予定。「しっかりと身体を作って、試合勘を出して4月からグットと走れるようにしたいです」と来季を見据えた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.04

織田裕二、今田美桜、Kがキター!!日本代表を聖地で激励「実力はあるから楽しんで」/東京世界陸上

東京世界選手権の開幕を控える9月4日、都内で壮行会が開かれ、その後に選手は国立競技場へ移動。練習公開と取材対応があった。 国立競技場へ移動した選手たちをサプライズが待っていた。大会のスペシャルアンバサダーを務める俳優の織 […]

NEWS 17歳・久保凛が800mで初の大舞台へ 「国立で楽しんで走れたらいい」/東京世界陸上

2025.09.04

17歳・久保凛が800mで初の大舞台へ 「国立で楽しんで走れたらいい」/東京世界陸上

東京世界選手権の開幕を控える9月4日、都内で壮行会が開かれ、その後に選手は国立競技場へ移動。練習公開と取材対応があった。 女子800mに出場する久保凛(東大阪大敬愛高3)は「今回初めての世界陸上が東京で開催されるというこ […]

NEWS 男子マイルリレー悲願のメダルへ! 中島佑気ジョセフ「僕がリーダーとして」佐藤風雅「個々のレベルは過去最高」/東京世界陸上

2025.09.04

男子マイルリレー悲願のメダルへ! 中島佑気ジョセフ「僕がリーダーとして」佐藤風雅「個々のレベルは過去最高」/東京世界陸上

東京世界選手権の開幕を控える9月4日、都内で壮行会が開かれ、その後に選手は国立競技場へ移動。練習公開と取材対応があった。 初のメダル獲得を目指し、男子4×400mリレーチームが最後の調整を進める。 中心となるのは個人の4 […]

NEWS 男子4継 悲願のメダルへ 桐生祥秀、鵜澤飛羽が軸「過去最高のメンバー」/東京世界陸上

2025.09.04

男子4継 悲願のメダルへ 桐生祥秀、鵜澤飛羽が軸「過去最高のメンバー」/東京世界陸上

東京世界選手権の開幕を控える9月4日、都内で壮行会が開かれ、その後に選手は国立競技場へ移動。練習公開と取材対応があった。 「過去最高のメンバー」 リレーの主将に任命された桐生祥秀(日本生命)の言葉に熱がこもる。最終日に決 […]

NEWS いざ、出陣!日本代表壮行会 村竹ラシッド「一緒に盛り上げていきましょう!」/東京世界陸上

2025.09.04

いざ、出陣!日本代表壮行会 村竹ラシッド「一緒に盛り上げていきましょう!」/東京世界陸上

9月13日に開幕する東京世界選手権を控える9月4日、日本代表壮行会が東京・明治記念館で行われた。 総勢80名になった東京世界選手権の日本代表。この日は一部選手を除くものの、代表選手44名が一堂に会し、「サンライズレッド」 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top