HOME 国内、大学

2024.09.19

スローペースの男子10000m日本人トップは小嶋郁依斗! キップケメイが初優勝/日本IC
スローペースの男子10000m日本人トップは小嶋郁依斗! キップケメイが初優勝/日本IC

24年日本インカレ男子10000mで日本人トップの7位に入った小嶋郁依斗 (京産大)

◇天皇賜盃第93回日本学生対校選手権(9月19日~22日/神奈川県・Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsu)1日目

日本インカレの1日目が行われ、男子10000mはシャドラック・キップケメイ(日大)が28分41秒26で初優勝を飾った。日本人トップは7位で小嶋郁依斗(京産大)で29分47秒19だった。

レースは序盤からスローな展開だったが、留学生6人とそこにただ一人着いた古川大晃(東大)が先行。その他の日本人集団が150mほど後方で進んだ。

広告の下にコンテンツが続きます

残り9周で小嶋がペースを上げ始めると、網本佳悟(東洋大)と松田朋樹(湘南工科大)の3人が抜け出す。8500m過ぎで古川を捉えると激しい争いに。残り2週のバックストレートで、スパートを仕掛けた小嶋が逃げ切った。網本が8位、松田が9位に続いた。

関東勢がエントリーを控える大学も多かったものの、小嶋は「全国の舞台でこういう走りができた点では、自信になります。駅伝では関東の大学を一つでも倒したいです」と力強く語った。

先頭争いは終盤で3人に絞られ、残り200mでスパートしたキップケメイが制した。

広告の下にコンテンツが続きます
◇天皇賜盃第93回日本学生対校選手権(9月19日~22日/神奈川県・Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsu)1日目 日本インカレの1日目が行われ、男子10000mはシャドラック・キップケメイ(日大)が28分41秒26で初優勝を飾った。日本人トップは7位で小嶋郁依斗(京産大)で29分47秒19だった。 レースは序盤からスローな展開だったが、留学生6人とそこにただ一人着いた古川大晃(東大)が先行。その他の日本人集団が150mほど後方で進んだ。 残り9周で小嶋がペースを上げ始めると、網本佳悟(東洋大)と松田朋樹(湘南工科大)の3人が抜け出す。8500m過ぎで古川を捉えると激しい争いに。残り2週のバックストレートで、スパートを仕掛けた小嶋が逃げ切った。網本が8位、松田が9位に続いた。 関東勢がエントリーを控える大学も多かったものの、小嶋は「全国の舞台でこういう走りができた点では、自信になります。駅伝では関東の大学を一つでも倒したいです」と力強く語った。 先頭争いは終盤で3人に絞られ、残り200mでスパートしたキップケメイが制した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.24

前回V國學院大の2冠か!? 駒大、青学大、中大、創価大も有力 早大、城西大、帝京大の底力は? 独自の最新データで分析/全日本大学駅伝

第57回全日本大学駅伝対校選手権大会は11月2日、愛知・熱田神宮西門前をスタートし、三重・伊勢神宮内宮宇治橋前にフィニッシュする8区間106.8㎞で行われる。 出雲駅伝では國學院大が2連覇を飾り、伊勢路でも連覇に照準を定 […]

NEWS 女子短距離の久保山晴菜が現役引退「もう一度やり直してもこの道を選ぶ」アジア選手権やDLにも出場

2025.10.24

女子短距離の久保山晴菜が現役引退「もう一度やり直してもこの道を選ぶ」アジア選手権やDLにも出場

今村病院はアスリート職員の女子短距離・久保山晴菜が今季限りで現役引退すると発表した。 久保山は佐賀県出身の29歳。小学校から陸上を始め、田代中時代に4×100mリレーで全中準決勝に進出。佐賀北高に進学して200m、400 […]

NEWS 後藤大樹が46秒80!!!初400mで高1最高を14年ぶりに更新 インターハイでは高1初400mH王者

2025.10.24

後藤大樹が46秒80!!!初400mで高1最高を14年ぶりに更新 インターハイでは高1初400mH王者

京都府私学総体が10月24日に西京極で行われ、男子400mで後藤大樹(洛南1)が46秒80を叩き出した。自身初の400m個人レースで出したこの記録は、山木伝説(九里学園)が2011年に樹立した高1最高(47秒31)を14 […]

NEWS 女子マラソン世界記録保持者チェプンゲティチに3年間の資格停止処分が確定 スマホアプリから禁止薬物の写真も見つかる

2025.10.24

女子マラソン世界記録保持者チェプンゲティチに3年間の資格停止処分が確定 スマホアプリから禁止薬物の写真も見つかる

世界陸連の独立不正監査機関「アスリート・インテグリティー・ユニット」(AIU)は10月23日、女子マラソン世界記録(2時間9分56秒)保持者のR.チェプンゲティチ(ケニア)に対し、禁止物質の使用により3年間の資格停止処分 […]

NEWS パリ五輪男子100mセミファイナリスト・リチャードソンが所属連盟変更を申請 出生国アイルランドへ

2025.10.24

パリ五輪男子100mセミファイナリスト・リチャードソンが所属連盟変更を申請 出生国アイルランドへ

男子短距離のB.リチャードソン(南アフリカ)が所属連盟をアイルランドに変更するための申請を行ったことがわかった。現地メデイアで報じられている。 現在21歳のリチャードソンは21年のU20世界選手権100mで銀メダルリスト […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top