HOME 国内、高校、日本代表
走高跳高校記録保持者・中谷魁聖は銅メダル「悔しい結果をこれからにつなげていきたい」/U20世界選手権
走高跳高校記録保持者・中谷魁聖は銅メダル「悔しい結果をこれからにつなげていきたい」/U20世界選手権

U20世界選手権男子走高跳で銅メダルを獲得した中谷魁聖

U20世界選手権(8月27~31日/ペルー・リマ)の日本代表が9月3日午後、帰国した。千葉・成田空港でメダリストの3人が会見した。

男子走高跳で2m19をマークして銅メダルを手にした中谷魁聖(福岡第一高3)。「優勝が目標」だっただけに銅メダルという結果に「悔しい」と話すも、「メダルは取れて良かったです」と振り返った。

地元インターハイ(8月1日)で15年ぶりの高校新記録となる2m24をマーク。ただ、8月10日の競技会で2m05にとどまり「少しイメージが崩れてしまっていました」。だが、リマへ向けて調子を合わせてきた。

広告の下にコンテンツが続きます

試技中は「メダルのことは気にせず、次に向けて集中していました」と中谷。2m12と2m15は1度失敗、2m17は2度失敗したが、気持ちを切らすことなく、クリアしていった。

海外遠征は4月のU20アジア選手権に続いて2度目。「言葉が通じない状況でコミュニケーションは難しいですが、そういうところに挑戦できるのはうれしいです」と国内では得難い経験を積んだ。

今後に向けて「悔しい結果をこれからにつなげていきたい。まだまだ成長していけるところがある」と中谷。今後は来年の世界選手権出場を目標に掲げ「記録も出したいし、安定性を求めたい」と意気込んだ。

広告の下にコンテンツが続きます
U20世界選手権(8月27~31日/ペルー・リマ)の日本代表が9月3日午後、帰国した。千葉・成田空港でメダリストの3人が会見した。 男子走高跳で2m19をマークして銅メダルを手にした中谷魁聖(福岡第一高3)。「優勝が目標」だっただけに銅メダルという結果に「悔しい」と話すも、「メダルは取れて良かったです」と振り返った。 地元インターハイ(8月1日)で15年ぶりの高校新記録となる2m24をマーク。ただ、8月10日の競技会で2m05にとどまり「少しイメージが崩れてしまっていました」。だが、リマへ向けて調子を合わせてきた。 試技中は「メダルのことは気にせず、次に向けて集中していました」と中谷。2m12と2m15は1度失敗、2m17は2度失敗したが、気持ちを切らすことなく、クリアしていった。 海外遠征は4月のU20アジア選手権に続いて2度目。「言葉が通じない状況でコミュニケーションは難しいですが、そういうところに挑戦できるのはうれしいです」と国内では得難い経験を積んだ。 今後に向けて「悔しい結果をこれからにつなげていきたい。まだまだ成長していけるところがある」と中谷。今後は来年の世界選手権出場を目標に掲げ「記録も出したいし、安定性を求めたい」と意気込んだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.17

青森山田10年連続男女V 男子は2時間5分27秒で31回目の都大路 女子は1時間10分08秒で33連覇/青森県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた青森県高校駅伝が10月17日、青森市の新青森県総合運動公園陸上競技場を発着点とする周辺周回コースで行われ、青森山田が10年連続の男女Vを遂げた。男子(7区間42.195km)は2時間5分27秒 […]

NEWS 花巻東がオール区間賞で4連覇 男子は一関学院2時間9分53秒で2年連続34回目のV/岩手県高校駅伝

2025.10.17

花巻東がオール区間賞で4連覇 男子は一関学院2時間9分53秒で2年連続34回目のV/岩手県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた岩手県高校駅伝が10月16日、花巻市特設高校駅伝コースで行われ、女子(5区間21.0975km)は花巻東が1時間13分13秒で4年連続16回目の優勝を果たした。男子(7区間42.195km)は […]

NEWS 後藤大樹が300mH再びU18日本新の35秒44! 中盤にアクシデント「34秒台を目標にしていた」/U18・16大会

2025.10.17

後藤大樹が300mH再びU18日本新の35秒44! 中盤にアクシデント「34秒台を目標にしていた」/U18・16大会

◇第19回U18・第56回U16大会(10月17~19日/三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場)1日目 U18・U16大会の第1日目が行われ、男子300mハードル決勝は後藤大樹(洛南高1京都)が35秒44で優勝し、予選で […]

NEWS 日本陸連キャリア支援プログラムの第6期受講生が決定 佐々木哲、大西勧也ら9名

2025.10.17

日本陸連キャリア支援プログラムの第6期受講生が決定 佐々木哲、大西勧也ら9名

日本陸連は10月17日、主に大学アスリートを対象としたキャリアサポート支援の「ライフスキルトレーニングプログラム」の第6期受講生を発表した。 今回決まった受講生は9名。男子3000m障害で今年のアジア選手権4位に入賞した […]

NEWS ヴィンセント、池田耀平が故障のため欠場 近藤、飯田、森井らも調整不良のためキャンセル/東京レガシーハーフ

2025.10.17

ヴィンセント、池田耀平が故障のため欠場 近藤、飯田、森井らも調整不良のためキャンセル/東京レガシーハーフ

10月19日に行われる東京レガシーハーフマラソンの主催者は10月17日、招待選手の男子でイェゴン・ヴィンセント(Honda)、池田耀平(Kao)が欠場することを発表した。いずれも故障が理由という。 このほか、エリート男子 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top