HOME 海外

2024.08.26

男子2種目で世界新!インゲブリグトセンが3000m7分17秒55 棒高跳デュプランティスは6m26/DLシレジア
男子2種目で世界新!インゲブリグトセンが3000m7分17秒55 棒高跳デュプランティスは6m26/DLシレジア

ともに世界記録をマークした男子3000mのJ.インゲブリグトセン、男子棒高跳のA.デュプランティス

【動画】DLシレジアのハイライトをチェック!

ダイヤモンドリーグ(DL)第12戦のカミラ・スコリモフスカ・メモリアルが8月25日、ポーランド・シレジアで行われ、男子3000mと男子棒高跳の2種目で世界記録が誕生した。 男子3000mではJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)が7分17秒55の世界新で優勝。「7分17秒台で走れるとは想像していなかった。 序盤はペースが速く感じたが、自分のペースでいいリズムをつかめるようになった。すべての距離で世界記録を塗り替えたいと思うが、一歩ずつやっていかないといけない」とコメントした。 2位にはパリ五輪10000m銀メダルのB.アレガウィ(エチオピア)が7分21秒28のエチオピア新で続いた。 男子棒高跳では世界記録保持者のA.デュプランティス(スウェーデン)が6m26でV。「初めての世界記録も、ポーランドのトルンの屋内で出たものだから、素晴らしい思い出がある。多くの人が観戦に来てくれた。 今年は五輪に集中しており、調子を上げていたので記録は自然に出て今日の記録には驚いていない」と話した。 2位はS.ケンドリックス(米国)で6m00、3位のE.カラリス(ギリシャ)も6m00を跳んでナショナルレコードを更新して3位に続いた。パリ五輪でのメダリストが今回も同じ順位で上位を占めた。 男子800mは2023年のブダペスト世界選手権金メダルのM.アロプ(カナダ)が1分41秒86の大会新で制し、パリ五輪金のE.ワニョニイ(ケニア)は1分43秒23で2位だった。女子400mハードルはブダペスト世界選手権金メダルのF.ボル(オランダ)が52秒13で、女子100mハードルではA.ナゲット(ジャマイカ)が12秒29(-0.5)でいずれも大会新で制した。 女子やり投では21、22年U20世界選手権連覇のA.ヴィラゴス(セルビア)が65m60でナショナルレコードの自己ベストで優勝した。男子200m(+0.6)はパリ五輪金メダルのL.テボゴ(ボツワナ)が19秒83の大会新で勝ち、A.オガンド(ドミニカ共和国)が19秒86の自国新で2位に続いた。

【動画】DLシレジアのハイライトをチェック!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.20

旭化成のエマニエル・キプルトに出場停止処分 世界陸連が発表

世界陸連(WA)は12月19日、旭化成に所属するエマニエル・キプルト(ケニア)に対して、出場停止処分を科したと発表した。 処分理由の詳細について、WAは明らかにしていないが、「アスリート代理人規則に基づく異議申し立てを受 […]

NEWS 東京世界陸上代表・小池祐貴と中島ひとみが人気番組「逃走中」に参戦! 自慢のスプリントで逃げ切りなるか

2025.12.20

東京世界陸上代表・小池祐貴と中島ひとみが人気番組「逃走中」に参戦! 自慢のスプリントで逃げ切りなるか

【画像】逃走中26年新春スペシャルに出場するメンバー #逃走中 2026年1月4日(日)よる7時放送!#池田直人 #レインボー #伊沢拓司 #岩﨑大昇 #KEYTOLIT #小池祐貴 #小手伸也 #ジャンボたかお #立花 […]

NEWS 川口桃佳が自己記録に迫る5000m15分26秒59 3年ぶりの15分30秒切り/日体大女子長距離競技会

2025.12.20

川口桃佳が自己記録に迫る5000m15分26秒59 3年ぶりの15分30秒切り/日体大女子長距離競技会

12月20日、神奈川県横浜市の日体大健志台陸上競技場で第26回日体大女子長距離競技会が行われ、5000m4組では川口桃佳(ユニクロ)が15分26秒59で1着となった。 川口は11月のクイーンズ駅伝で、1区を務め5位と好走 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/日大・山口彰太「万全の状態で本戦を」 2度目の舞台は往路で勝負

2025.12.20

箱根駅伝Stories/日大・山口彰太「万全の状態で本戦を」 2度目の舞台は往路で勝負

高校時代から双子の弟と頭角表す 年明け早々の丸亀ハーフでは1時間2分04秒まで記録を縮めて好発進。しかしその後、肉離れなど小さな故障が重なり、思うようにレースへ出場できない時期が続く。総合4位で本大会出場を決めた全日本大 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/最後のエース区間へ意欲を燃やす神奈川大・宮本陽叶 あこがれのOBに「やっと記録で追いつけた」

2025.12.20

箱根駅伝Stories/最後のエース区間へ意欲を燃やす神奈川大・宮本陽叶 あこがれのOBに「やっと記録で追いつけた」

大後部長の言葉に気づき 初めての箱根路となった2年時は4区で低体温症となり区間21位。「20kmという距離への対応がなかなかうまくいきませんでした」。好不調の波も多い4年間でもあった。 そして、最終学年のトラックシーズン […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top