HOME 国内

2024.07.07

パナソニック・中村優希 2時間24分22秒の大会新V 男子は古賀淳紫が日本人トップ/ゴールドコーストマラソン
24年東日本実業団選手権10000mに出場した中村優希

7月7日、豪州で2024ゴールドコーストマラソンが行われ、女子では中村優希(パナソニック)が2時間24分22秒の大会新記録で優勝した。

3月の名古屋ウィメンズに続く2度目のマラソンとなった中村は、アフリカ勢とともに先頭集団を形成。10kmを33分45秒、20km1時間8分07秒と、5kmごとのスプリットを17分前後のペースで進めた。

30km付近ではリオ五輪で代表経験のあるV.ジェプケショ(ケニア)やS.クメシ(エチオピア)から数秒遅れる場面もあったものの、30kmから35kmでペースダウンした2人に対して、5kmを16分52秒でカバーした中村がトップに浮上。その後も後続を引き離し、自己記録(2時間30分31秒)を6分以上も短縮してフィニッシュラインを駆け抜けた。

広告の下にコンテンツが続きます

中村は愛媛出身の23歳。八幡浜高ではインターハイ1500m、3000mに出場。昨年はまつえレディースハーフで優勝したほか、クイーンズ駅伝ではエース区間の5区で区間8位と力走するなど、ロードで強さを見せていた。

男子は古賀淳紫(安川電機)が2時間9分22秒で日本人最上位の3位に入賞。相葉直紀(中電工)が2時間10分58秒で4位となり、パリ五輪補欠の川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)は2時間42分26秒でフィニッシュしている。

また、6日にはハーフマラソンが行われ、男子の四釜峻佑(ロジスティード)が1時間2分28秒で3位に入った。

7月7日、豪州で2024ゴールドコーストマラソンが行われ、女子では中村優希(パナソニック)が2時間24分22秒の大会新記録で優勝した。 3月の名古屋ウィメンズに続く2度目のマラソンとなった中村は、アフリカ勢とともに先頭集団を形成。10kmを33分45秒、20km1時間8分07秒と、5kmごとのスプリットを17分前後のペースで進めた。 30km付近ではリオ五輪で代表経験のあるV.ジェプケショ(ケニア)やS.クメシ(エチオピア)から数秒遅れる場面もあったものの、30kmから35kmでペースダウンした2人に対して、5kmを16分52秒でカバーした中村がトップに浮上。その後も後続を引き離し、自己記録(2時間30分31秒)を6分以上も短縮してフィニッシュラインを駆け抜けた。 中村は愛媛出身の23歳。八幡浜高ではインターハイ1500m、3000mに出場。昨年はまつえレディースハーフで優勝したほか、クイーンズ駅伝ではエース区間の5区で区間8位と力走するなど、ロードで強さを見せていた。 男子は古賀淳紫(安川電機)が2時間9分22秒で日本人最上位の3位に入賞。相葉直紀(中電工)が2時間10分58秒で4位となり、パリ五輪補欠の川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)は2時間42分26秒でフィニッシュしている。 また、6日にはハーフマラソンが行われ、男子の四釜峻佑(ロジスティード)が1時間2分28秒で3位に入った。

【動画】大幅自己新で大会新V!中村優希のフィニッシュシーンをチェック

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.17

日本陸連が育成年代の競技会ガイドラインを策定 来年の滋賀インターハイについて18時開始案など対応継続

日本陸連は12月17日に第106回理事会を開き、「育成年代における競技会ガイドライン」を策定したことを発表した。 このガイドラインは日本陸連がかねてから示している「競技者育成指針」に基づいたもので、「育成年代における競技 […]

NEWS 世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

2025.12.17

世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

日本陸連は12月17日、ボツワナ・ハボローネで26年5月2日~3日に開催される世界リレーの日本代表選考要項を発表した。 2027年北京世界選手権の出場権獲得、および世界選手権でのメダル獲得のため、戦略的に選手団をは編成す […]

NEWS U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

2025.12.17

U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

日本陸連は12月17日、米国・オレゴンで8月5日~9日に開催されるU20世界選手権の日本代表選考要項を発表した。 世界で活躍できるU20カテゴリートップレベルの競技者を派遣し、金メダル獲得を目指す選手団を編成する方針。参 […]

NEWS 26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

2025.12.17

26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

日本陸連は12月17日、第106回理事会を開き、来年の第110回日本選手権の参加資格について発表した。 今回は「参加標準記録」と「申込資格」の2つの参加資格を設定し、参加標準記録は高く定められている。ターゲットナンバー( […]

NEWS 今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

2025.12.17

今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

全国高校駅伝や箱根駅伝でヒーローになった村澤明伸(SGホールディングス、34歳)が今年度限りでの「引退」を表明した。実業団では故障に苦しみながら、マラソンにも挑戦。北海道マラソンで優勝して、MGCにも出場した。来年度から […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top