2024.06.27
◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)
パリ五輪代表選考会を兼ねた第108回日本選手権が今日(6月27日)に開幕する。30日までの4日間、新潟を舞台に熱戦が繰り広げられる。大会終了時点までに参加標準記録を突破し、優勝した選手がパリ五輪代表に即時内定。また、参加標準記録突破もしくはワールドランキング(Road to Paris)で出場資格を得た選手は、後日選考されるが、日本選手権の順位が優先されるため、3位以内(※すでに内定者がいる場合は2位以内)に入ることが重要となる。
初日の決勝種目は6種目。男女の3000m障害、ハンマー投、男子三段跳、女子走高跳だ。3000m障害の男子は三浦龍司(SUBARU)がパリ五輪内定済みのため出場を見送った。昨年のブダペスト世界選手権ファイナリスト・青木涼真(Honda)が中心になりそう。
男子ハンマー投は福田翔大(住友電工)、女子ハンマー投は日本記録保持者のマッカーサー・ジョイ(所属未定)、学生記録保持者の村上来花(九州共立大)らが注目。女子走高跳はパリ五輪に近づいている髙橋渚(センコー)が優勝候補筆頭だ。男子三段跳は安立雄斗 (福岡大院)、池畠旭佳瑠(駿河台大AC)、山本凌雅(JAL)、伊藤陸(スズキ)らが争う。
男子200m、男子400mハードル、女子1500mなどの予選も実施。女子800m、1500m、5000mにエントリーの田中希実(New Balance)、男子両ハードルに出場の豊田兼(慶大)らの4日間の戦いがスタートする。
U20日本選手権も併催。若き力が躍動する。
パリ行き、さらには来年の東京世界選手権を占う上でも重要な一戦。4日間、新潟での熱戦の模様はライブ配信されるほか、NHKでも放送される。
◇パリ五輪代表内定条件
・参加標準記録+優勝
・各種目最大3人
※後日選考の優先順位=ワールドランキングで出場権獲得+3位以内(※早期内定者のいる種目は上位2位)
◇テレビ中継
1日目/6月27日(木)
NHK BS18:00~20:00
2日目:6月28日(金)
NHK BS 18:30~19:30/NHK総合 19:30~20:42
3日目:6月29日(土)
NHK総合16:30~18:43 ※17:59~18:05はサブチャンネル
4日目:6月30日(日)
NHK総合16:30~18:43 ※17:59~18:05はサブチャンネル
【動画】パリ五輪懸けた日本選手権のライブ配信をチェック!
メイン https://youtu.be/7N3qT9eDR7Y フィールド https://youtu.be/dI46U4jwvgYRECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.13
男子20km競歩は張俊、女子20km競歩は楊家玉が連覇 中国全国運動会が開幕
-
2025.11.13
-
2025.11.12
-
2025.11.10
-
2025.11.10
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.13
男子20km競歩は張俊、女子20km競歩は楊家玉が連覇 中国全国運動会が開幕
中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会が広州市を中心に11月9日から開幕している。陸上競技は12日の20km競歩を皮切りに、15日からマラソンを含め、トラック&フィールド種目がスタートする。 同大会は日本の国民スポ […]
2025.11.13
全中3000mVの出田隆之助擁する中京が県大会連覇 熊本・松橋、栃木・三島など名門校も全国へ/中学駅伝
12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝への出場権を懸けた都道府県大会が佳境を迎えている。11月5日から10日までに、21都府県で代表校が決定した。 関東では5都県で代表が決定。埼玉男子は男衾が1区から主導権を握り、 […]
2025.11.13
やり投・北口榛花 世界一奪還へ向け始動「山を登ったり、ローラースケートをしたり…」右肘も順調に回復
一般社団法人 服部真二 文化・スポーツ財団は11月13日、都内で「第8回服部真二賞」の受賞式を開き、女子やり投の北口榛花(JAL)が受賞し、200万円と江戸切子とクオーツ時計を組み合わせたオリジナルトロフィーが贈呈された […]
2025.11.13
やり投・北口榛花に服部真二賞 陸上では初「チャレンジしてみようという気持ちを届けられたら」
一般社団法人 服部真二 文化・スポーツ財団は11月13日、都内で「第8回服部真二賞」の受賞式を開き、女子やり投の北口榛花(JAL)が受賞した。 同賞は「音楽やスポーツなどの分野において、発展、改革に挑むリーダー、世界に向 […]
2025.11.13
福岡国際マラソン 招待選手は22年世界陸上代表の西山雄介 日本歴代7位の細谷恭平 同10位の菊地駿弥ら
日本陸連は11月13日、福岡国際マラソン2025(12月7日/平和台陸上競技場発着)のエントリー選手を発表した。 大会は2028年ロサンゼルス五輪代表につながるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)シリーズ2025 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025