HOME 国内、大学

2024.06.16

円盤投・齋藤真希が自己2番目の57m50で4連覇!韓国から弾丸連戦「学生をやり切りたい」/日本学生個人
円盤投・齋藤真希が自己2番目の57m50で4連覇!韓国から弾丸連戦「学生をやり切りたい」/日本学生個人

24年日本学生個人の女子円場投で、4連覇を達成した齋藤真希

◇日本学生個人選手権(6月14日~16日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)3日目

“学生ナンバーワン”を決める日本学生個人選手権の3日目に行われた女子円盤投は、ブダペスト世界選手権代表の齋藤真希(東海大院)が57m50を投げて優勝。学生ラストシーズンで、大会4連覇達成を自身の大会記録を塗り替えて花を添えた。この記録は自身2番目、パフォーマンス日本歴代9位タイの好記録となる。

「気持ち良く入れましたが、まさかセカンドベストとは」と1回目からこの日一番のビッグスロー。実は2日前に韓国・木浦でアジア投てき選手権に出場したばかり。そこでは滑るサークルに苦労して54m73の3位。前日に移動して夜に自宅へ。弾丸での連戦だった。

広告の下にコンテンツが続きます

そうしたなか、2回目以降は向かい風のコンディションに記録を求めるあまり「もう少し(力を)伝えられなかった」と反省するも、ファウルだった4回目を除いてすべて55mオーバーで、5回目56m63、6回目56m34というハイアベレージ。「タフに試合ができた」と言い、「次は57mくらいを安定させられればもう一つ大きいところを狙えそう」と手応えをつかんだ。

次は日本選手権。「積み上げてきたものがあるので、しっかり連覇したい」。中学、高校と次々に記録を塗り替えてきた齋藤。学生生活はあとわずか。郡菜々佳(九州共立大、現・サトウ食品新潟アルビレックスRC)が2019年に作った学生記録=日本記録の59m03も視野に入れ、「名残惜しいですが、学生をやりきたいと思います」と笑顔を見せた。

◇日本学生個人選手権(6月14日~16日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)3日目 “学生ナンバーワン”を決める日本学生個人選手権の3日目に行われた女子円盤投は、ブダペスト世界選手権代表の齋藤真希(東海大院)が57m50を投げて優勝。学生ラストシーズンで、大会4連覇達成を自身の大会記録を塗り替えて花を添えた。この記録は自身2番目、パフォーマンス日本歴代9位タイの好記録となる。 「気持ち良く入れましたが、まさかセカンドベストとは」と1回目からこの日一番のビッグスロー。実は2日前に韓国・木浦でアジア投てき選手権に出場したばかり。そこでは滑るサークルに苦労して54m73の3位。前日に移動して夜に自宅へ。弾丸での連戦だった。 そうしたなか、2回目以降は向かい風のコンディションに記録を求めるあまり「もう少し(力を)伝えられなかった」と反省するも、ファウルだった4回目を除いてすべて55mオーバーで、5回目56m63、6回目56m34というハイアベレージ。「タフに試合ができた」と言い、「次は57mくらいを安定させられればもう一つ大きいところを狙えそう」と手応えをつかんだ。 次は日本選手権。「積み上げてきたものがあるので、しっかり連覇したい」。中学、高校と次々に記録を塗り替えてきた齋藤。学生生活はあとわずか。郡菜々佳(九州共立大、現・サトウ食品新潟アルビレックスRC)が2019年に作った学生記録=日本記録の59m03も視野に入れ、「名残惜しいですが、学生をやりきたいと思います」と笑顔を見せた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.28

中国陸連にWA加盟連盟賞 世界室内、ダイヤモンドリーグなど開催 競技会、ロードレースには600万人が参加

世界陸連(WA)は11月28日、ワールド・アスレティックス・アワード2025の加盟連盟賞に中国陸連を選出したと発表した。 加盟連盟賞は、年間を通して顕著な功績を挙げ、陸上競技の発展や知名度向上に大きく貢献した加盟連盟を表 […]

NEWS 青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表

2025.11.28

青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表

「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」の実行委員会は、11月20日時点の出場予定校を発表した。 箱根駅伝で総合3連覇を狙う青学大や、前回大会で2連覇を飾った國學院大、全日本大学駅伝2位の中大、出雲駅伝で2位の早大など関 […]

NEWS デフリンピック陸上は金5つ含む11個のメダル獲得 円盤投・湯上剛輝、400m山田真樹ら躍動

2025.11.28

デフリンピック陸上は金5つ含む11個のメダル獲得 円盤投・湯上剛輝、400m山田真樹ら躍動

4年に一度、聴覚障者のための世界規模の総合スポーツ競技大会「デフリンピック」が11月26日に閉幕した。創設100周年の節目で初の日本開催だった今回、日本代表は過去最多となる51個のメダルを獲得した。各会場も盛り上がりを見 […]

NEWS 22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告

2025.11.28

22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告

世界陸連(WA)の独立不正調査機関「アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)」は11月27日、男子走幅跳でオレゴン世界選手権金メダルを獲得した王嘉男(中国)のドーピング疑惑について、違反はなかったことを確認し、処分 […]

NEWS プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

2025.11.27

プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top