HOME 高校

2024.06.15

ハイレベルの走幅跳は土屋拓人が大会新7m73で2連覇 女子400m松田陽和55秒59 1500mは簡子傑が制す/IH東北
ハイレベルの走幅跳は土屋拓人が大会新7m73で2連覇 女子400m松田陽和55秒59 1500mは簡子傑が制す/IH東北

インターハイ東北地区大会男子走幅跳で2連覇した土屋拓人

◇インターハイ東北地区大会(6月14~17日/福島・とうほう・みんなのスタジアム)初日

福岡インターハイの出場権を懸けた東北大会が開幕し、初日は9種目で決勝が行われた。

ハイレベルなパフォーマンスが飛び出したのは男子走幅跳。前回覇者で、昨年のインターハイでは8位に入っている土屋拓人(聖和学園3宮城)が大ジャンプを見せた。1回目にいきなり7m73(+1.1)をマーク。宮城県大会で出した自己ベストを18cm更新するとともに、9年ぶりに大会記録を23cm塗り替え、そのまま優勝した。

2位に入ったのは昨年のインターハイ3位・君島凪冴(日大東北3福島)で、1回目に自己新の7m46(+1.5)をマーク。3位には丹野正知(盛岡一3岩手)が追い風参考ながら7m41(+2.9)で入り、7m40(+3.3)で浅妻丈人(東北3宮城)が4位だった。

女子400mでは松田陽和(山形市商3)が55秒59で制覇。2位の坂部凉々子(いわき秀英3福島)は55秒89と上位2人が56秒を切った。男子棒高跳は保科心斗(山形中央3)が4m80で2連覇。女子やり投も野地菜那(福島明成3)が43m54で2年連続優勝を果たした。

スローペースで進んだ男子1500mは簡子傑(仙台育英2宮城)が4分04秒78で競り勝っている。

このほか、男子4×100mリレー準決勝では弘前実(青森)が40秒40をマーク。11年ぶりに大会記録を更新して決勝に進んだ。また、男子八種競技では高橋駿士(会津学鳳3福島)が4種目を終えて3219点をマークしている。

全国インターハイは7月28日から8月1日に福岡・博多の森陸上競技場で開催。各地区大会上位6位までが出場する(※男女競歩は5位、女子棒高跳、女子三段跳、女子ハンマー投は4位まで、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)。

◇インターハイ東北地区大会(6月14~17日/福島・とうほう・みんなのスタジアム)初日 福岡インターハイの出場権を懸けた東北大会が開幕し、初日は9種目で決勝が行われた。 ハイレベルなパフォーマンスが飛び出したのは男子走幅跳。前回覇者で、昨年のインターハイでは8位に入っている土屋拓人(聖和学園3宮城)が大ジャンプを見せた。1回目にいきなり7m73(+1.1)をマーク。宮城県大会で出した自己ベストを18cm更新するとともに、9年ぶりに大会記録を23cm塗り替え、そのまま優勝した。 2位に入ったのは昨年のインターハイ3位・君島凪冴(日大東北3福島)で、1回目に自己新の7m46(+1.5)をマーク。3位には丹野正知(盛岡一3岩手)が追い風参考ながら7m41(+2.9)で入り、7m40(+3.3)で浅妻丈人(東北3宮城)が4位だった。 女子400mでは松田陽和(山形市商3)が55秒59で制覇。2位の坂部凉々子(いわき秀英3福島)は55秒89と上位2人が56秒を切った。男子棒高跳は保科心斗(山形中央3)が4m80で2連覇。女子やり投も野地菜那(福島明成3)が43m54で2年連続優勝を果たした。 スローペースで進んだ男子1500mは簡子傑(仙台育英2宮城)が4分04秒78で競り勝っている。 このほか、男子4×100mリレー準決勝では弘前実(青森)が40秒40をマーク。11年ぶりに大会記録を更新して決勝に進んだ。また、男子八種競技では高橋駿士(会津学鳳3福島)が4種目を終えて3219点をマークしている。 全国インターハイは7月28日から8月1日に福岡・博多の森陸上競技場で開催。各地区大会上位6位までが出場する(※男女競歩は5位、女子棒高跳、女子三段跳、女子ハンマー投は4位まで、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)。

インターハイ東北大会優勝者一覧をチェック!

●男子 400m 髙水明(帝京安積3福島)   47秒96 1500m 簡子傑(仙台育英2宮城)  4分04秒78 ※日本人トップ(2位) 田中翔(青森山田2青森) 4分05秒03 棒高跳 保科心斗(山形中央3山形) 4m80 走幅跳 土屋拓人(聖和学園3宮城) 7m73(+1.1)=大会新 ハンマー投 志賀悠一郞(九里学園3山形) 56m68 [adinserter block="4"] ●女子 400m 松田陽和(山形市商3山形)   55秒59 5000m競歩 鈴木莉緒(郡山女大附2福島)26分06秒62 ハンマー投 阪本里菜(柴田農林川崎3宮城) 43m59 やり投 野地菜那(福島明成3福島)  43m54

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.09.17

世界陸連会長・セバスチャン・コー氏がIOC会長選に立候補 現役時代に男子1500mで2度の金メダル

9月16日、国際オリンピック委員会(IOC)はトーマス・バッハ会長の任期満了に伴って行われる次期会長選に立候補した7人を発表し、世界陸連(WA)のセバスチャン・コー会長が立候補したことを明らかにした。 コー氏は67歳。現 […]

NEWS 世界女王・北口榛花に特製『やり投ハイチュウ』贈呈!「やりより重たい」

2024.09.16

世界女王・北口榛花に特製『やり投ハイチュウ』贈呈!「やりより重たい」

女子やり投でパリ五輪金メダルに輝いた北口榛花(JAL)が9月16日に帰国し、都内で会見を開いた。その席でサプライズが待っていた。 7月16日にサポート契約を結んだ森永製菓から、やり投を模したケースにハイチュウなど、お菓子 […]

NEWS やり投世界一・北口榛花「悩み、もがき続けた1年」五輪金メダルとDLトロフィーとともに凱旋帰国

2024.09.16

やり投世界一・北口榛花「悩み、もがき続けた1年」五輪金メダルとDLトロフィーとともに凱旋帰国

女子やり投の北口榛花(JAL)が9月16日に帰国し、都内で会見を開いた。 光り輝くパリ五輪金メダルとダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルを手に帰国した北口。冒頭で「オリンピックとダイヤモンドリーグ・ファイナルと重要な試合 […]

NEWS 女子やり投アジア選手権入賞の久世生宝が今季限りで引退 「感謝の気持ちでいっぱい」

2024.09.16

女子やり投アジア選手権入賞の久世生宝が今季限りで引退 「感謝の気持ちでいっぱい」

女子やり投の久世生宝(コンドーテック)が9月15日、10月の佐賀国民スポーツ大会を最後に現役引退することを明らかにした。 久世は岡山県出身の29歳。幼少期から陸上に親しみ、中学では短距離が専門。倉敷中央高校進学後、体力強 […]

NEWS 女子やり投・右代織江が引退 08年インターハイ、19年茨城国体優勝

2024.09.16

女子やり投・右代織江が引退 08年インターハイ、19年茨城国体優勝

9月15日、女子やり投の右代織江(アースコンシャス)が自身のSNSを更新。今季限りで現役を引退すことを発表した。 右代は北海道出身の34歳。十種競技日本記録保持者の右代啓祐(国士舘クラブ)を兄に持ち、中学から陸上を始めた […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年10月号 (9月13日発売)

2024年10月号 (9月13日発売)

●Paris 2024 Review
●別冊付録/学生駅伝ガイド 2024 秋
●福井全中Review
●東京世界選手権まであと1年
●落合晃の挑戦

page top