HOME 大学

2024.06.04

男子110mH似内陸斗が13秒62!東北学生新で3連覇 100m中塩和幸は10秒46の大会新V/東北IC
男子110mH似内陸斗が13秒62!東北学生新で3連覇 100m中塩和幸は10秒46の大会新V/東北IC

23年学生個人選手権に出場した似内陸斗

◇第77回 東北インカレ(5月31日~6月2日/ NDソフトスタジアム山形)

東北インカレが5月31日から6月2日まで行われ、男子110mハードルで似内陸斗(岩手大3)が13秒62(+1.7)の東北学生新で優勝を果たした。

前回大会で13秒95と東北学生記録を26年ぶりに更新して優勝している似内は、予選から13秒88(+0.2)と自身の記録を塗り替える走りを披露。決勝ではさらに記録を短縮し、5月に関東インカレ1部で阿部竜希(順大3)が出した13秒62(-0.9)に並ぶ今季の地区インカレ最高タイムで3連覇に花を添えた。

広告の下にコンテンツが続きます

このほか、男子では100mと十種競技で大会新記録が誕生。100mでは中塩和幸(秋田大2)が10秒46(+0.9)と大会記録を0.05秒上回り、秋田大勢として同種目42年ぶりの優勝を果たした。十種競技の根本大輝(東北大M1)は6768点と自己記録も108点更新する内容だった。

また、800m、1500mでは渡邉優典(東北大2)が、5000m、10000mでは吉田奏斗(東北学大2)がともに2種目を制覇。10000mの石川琢馬(岩手大4)が41分46秒22、走幅跳の熊谷魁(秋田大M2)は7m52(+0.3)とそれぞれ好記録で制している。

女子は1500mで伊東舞莉彩(仙台大2)が4分28秒26と大会記録を14年ぶりに更新。2位の村山愛美沙(東北福祉大2)も4分31秒54と従来の大会記録を上回る記録をマークした。

5000mでは留学生のエスター・ワンジル(石巻専大1)が16分36秒07の大会新でV。100mハードル、400mハードルはともに阪希望(山形大M1)が14秒27(-1.0)、60秒60で制している。

学校対抗は男女ともに仙台大が優勝。男子は7連覇、女子は2連覇となった。

◇第77回 東北インカレ(5月31日~6月2日/ NDソフトスタジアム山形) 東北インカレが5月31日から6月2日まで行われ、男子110mハードルで似内陸斗(岩手大3)が13秒62(+1.7)の東北学生新で優勝を果たした。 前回大会で13秒95と東北学生記録を26年ぶりに更新して優勝している似内は、予選から13秒88(+0.2)と自身の記録を塗り替える走りを披露。決勝ではさらに記録を短縮し、5月に関東インカレ1部で阿部竜希(順大3)が出した13秒62(-0.9)に並ぶ今季の地区インカレ最高タイムで3連覇に花を添えた。 このほか、男子では100mと十種競技で大会新記録が誕生。100mでは中塩和幸(秋田大2)が10秒46(+0.9)と大会記録を0.05秒上回り、秋田大勢として同種目42年ぶりの優勝を果たした。十種競技の根本大輝(東北大M1)は6768点と自己記録も108点更新する内容だった。 また、800m、1500mでは渡邉優典(東北大2)が、5000m、10000mでは吉田奏斗(東北学大2)がともに2種目を制覇。10000mの石川琢馬(岩手大4)が41分46秒22、走幅跳の熊谷魁(秋田大M2)は7m52(+0.3)とそれぞれ好記録で制している。 女子は1500mで伊東舞莉彩(仙台大2)が4分28秒26と大会記録を14年ぶりに更新。2位の村山愛美沙(東北福祉大2)も4分31秒54と従来の大会記録を上回る記録をマークした。 5000mでは留学生のエスター・ワンジル(石巻専大1)が16分36秒07の大会新でV。100mハードル、400mハードルはともに阪希望(山形大M1)が14秒27(-1.0)、60秒60で制している。 学校対抗は男女ともに仙台大が優勝。男子は7連覇、女子は2連覇となった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.27

プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]

NEWS 古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定

2025.11.27

古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定

日本陸連は11月27日、「次世代において国際大会での活躍が期待できる競技者」を育成する「ダイヤモンドアスリート」の第12期認定者を発表した。 第11期でダイヤモンドアスリートNextageとして一部のプログラムに参加して […]

NEWS 岡田久美子が引退発表「誰よりも『速く、強く、美しく歩く選手』を目指して」女子競歩牽引し続けた第一人者

2025.11.27

岡田久美子が引退発表「誰よりも『速く、強く、美しく歩く選手』を目指して」女子競歩牽引し続けた第一人者

富士通は11月27日、女子競歩の岡田久美子の現役引退を発表した。かねてより「今季が本当の集大成」と話していたが、正式に発表となった。 岡田は埼玉県出身。1991年生まれの34歳で、大迫傑(リーニン)、飯塚翔太(ミズノ)、 […]

NEWS 【学生長距離Close-upインタビュー】全日本大学駅伝1区区間賞の志學館大・中村晃斗 「結果にこだわっていきたい」

2025.11.26

【学生長距離Close-upインタビュー】全日本大学駅伝1区区間賞の志學館大・中村晃斗 「結果にこだわっていきたい」

学生長距離Close-upインタビュー 中村 晃斗 Nakamura Akito 志學館大3年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。54回目は、志 […]

NEWS 熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

2025.11.26

熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top