HOME 国内

2024.05.03

3位の前田和摩が27分21秒52で日本歴代5位、U20アジア新の快記録/日本選手権10000m
3位の前田和摩が27分21秒52で日本歴代5位、U20アジア新の快記録/日本選手権10000m

男子10000mで日本人学生最高タイムを打ち立てた前田和摩

◇第108回日本選手権10000m(5月3日/小笠山総合運動公園静岡スタジアム)

パリ五輪代表選考会となる第108回日本選手権10000mが5月3日に静岡・エコパで行われ、男子で3位に入った19歳の前田和摩(東農大)が27分21秒52の快記録をマークした。この記録は日本歴代5位、U20アジア新、U20日本新、学生歴代4位、日本学生最高の記録ずくめとなった。

広告の下にコンテンツが続きます

前田は終盤まで先頭集団でレースを進め、優勝した葛西潤(旭化成)や2位の太田智樹(トヨタ自動車)に最後まで食い下がった。

兵庫・報徳学園高出身の前田は、昨年6月の全日本大学駅伝関東学連推薦校選考会10000mでは28分03秒51をマーク。同年10月の箱根駅伝予選会(ハーフマラソン)では1時間1分42秒で日本人トップの個人9位に入り、三浦龍司(順大)が20年に出したU20日本最高記録(1時間1分41秒)にあと1秒と迫っていた。

◇第108回日本選手権10000m(5月3日/小笠山総合運動公園静岡スタジアム) パリ五輪代表選考会となる第108回日本選手権10000mが5月3日に静岡・エコパで行われ、男子で3位に入った19歳の前田和摩(東農大)が27分21秒52の快記録をマークした。この記録は日本歴代5位、U20アジア新、U20日本新、学生歴代4位、日本学生最高の記録ずくめとなった。 前田は終盤まで先頭集団でレースを進め、優勝した葛西潤(旭化成)や2位の太田智樹(トヨタ自動車)に最後まで食い下がった。 兵庫・報徳学園高出身の前田は、昨年6月の全日本大学駅伝関東学連推薦校選考会10000mでは28分03秒51をマーク。同年10月の箱根駅伝予選会(ハーフマラソン)では1時間1分42秒で日本人トップの個人9位に入り、三浦龍司(順大)が20年に出したU20日本最高記録(1時間1分41秒)にあと1秒と迫っていた。

男子10000m学生歴代10傑

27.06.88 R.エティーリ(東京国際大1) 2023. 4.22 27.18.89 W.C.カマウ(武蔵野学大2)  2021.11.13 27.20.05 S.キップケメイ(日大2)   2024. 4.27 27.21.52 前田和摩(東農大2)     2024. 5. 3 27.23.09 J.ムトゥク(山梨学大3)   2024. 4. 27.23.44 田澤廉(駒大3)       2021.12. 4 27.24.42 Y.ヴィンセント(東京国際大3)2021.12. 4 27.25.65 J.ラジニ(拓大3)      2021. 9.20 27.27.64 M.J.モグス(山梨学大4)   2008. 5.18 27.28.50 佐藤圭汰(駒大2)      2023.11.25 27.29.92 N.M.ンビディ(桜美林大1)  2022.11.12

男子10000mU20日本歴代10傑

27.21.52 前田和摩(東農大2) 2024. 5. 3 27.28.50 佐藤圭汰(駒大2)  2023.11.25 27.44.89 長嶋幸宝(旭化成)  2023.12. 2 27.59.32 大野龍二(旭化成)  2004. 6. 5 28.03.90 吉居大和(中大2)  2021.12. 4 28.05.91 石原翔太郎(東海大2)2021. 5.20 28.06.27 吉居駿恭(中大1)  2022.11.26 28.07.39 佐藤悠基(佐久長聖高3長野) 2004.11.27 28.10.32 佐藤秀和(仙台育英高3宮城) 2004.11.27

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.15

NCG5000mはアジア選手権5位・荒井七海が13分47秒58で日本人トップ!東海大・永本脩が学生トップ/日体大長距離競技会

第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)の2日目が6月15日に行われ、最終種目のNCG男子5000mはB.キプトゥー(麗澤大)が13分46秒77で1着を占め […]

NEWS 小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク

2025.06.15

小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク

6月14日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子3000m障害で、小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代8位の8分22秒64をマークした。 大会は世界陸連コンチネンタルツアー・ […]

NEWS 久保凛が800m2分02秒76の大会新でV3!! 1500mと2年連続2冠「チームへの貢献を考えていた」/IH近畿

2025.06.15

久保凛が800m2分02秒76の大会新でV3!! 1500mと2年連続2冠「チームへの貢献を考えていた」/IH近畿

◇インターハイ近畿地区大会(6月12~15日/京都市・たけびしスタジアム京都)4日目 広島インターハイを懸けた近畿地区大会の4日目が行われ、女子800mは久保凛(東大阪大敬愛3大阪)が昨年自らがマークした大会記録を0.7 […]

NEWS 青学大・塩出翔太が10000m28分55秒81の自己新!800mは金子1分46秒59、日本インカレ400m2連覇の田邉1分48秒16/日体大長距離競技会

2025.06.15

青学大・塩出翔太が10000m28分55秒81の自己新!800mは金子1分46秒59、日本インカレ400m2連覇の田邉1分48秒16/日体大長距離競技会

第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NDG)の1日目が6月14日に行われ、雨のなか、各組で好レースが繰り広げられた。 男子10000mでは2組で1着(28分53 […]

NEWS 中大勢が海外5000mレースで好走!溜池一太が13分25秒11の自己新、濵口大和は自己2番目13分37秒54

2025.06.15

中大勢が海外5000mレースで好走!溜池一太が13分25秒11の自己新、濵口大和は自己2番目13分37秒54

6月14日にオーストリア・ウィーンで行われた「Track Nigh Vienna」の5000mに中大の溜池一太(4年)とルーキー・濵口大和が出場し、溜池は13分25秒11の自己新、濵口も13分37秒54のセカンドベストを […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top