日本陸連は3月13日、今夏のパリ五輪マラソン代表内定者を正式に発表した。
男子は昨年10月の代表選考レース、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で優勝した小山直城(Honda)、2位の赤﨑暁(九電工)が内定済み。3人目はMGCファイナルチャレンジの2レース(2月25日の大阪、3月3日の東京)でMGCファイナルチャレンジ設定記録(2時間5分50秒)の突破者が出なかったため、昨秋MGC3位の大迫傑(Nike)が代表に内定した。
女子はMGC優勝の鈴木優花(第一生命グループ)、2位の一山麻緒(資生堂)に加え、MGCファイナルチャレンジ1戦目の大阪国際女子(1月28日)で、設定記録(2時間21分41秒)を上回る2時間18分59秒の日本新記録をマークして2位(日本人最上位)に入った前田穂南(天満屋)の3人が選出された。
あわせて補欠登録選手も発表。男子はMGC4位の川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)、女子はMGC3位の細田あい(エディオン)が選ばれた。補欠登録選手は各種目のファイナルコンファメーション提出期限までは、疾病や負傷等の理由に限って代表選手との交替が可能となっている。
パリ五輪マラソンは、男子が8月10日8時(日本時間15時)、女子が大会最終日の8月11日8時(同15時)にスタートする。
パリ五輪マラソン内定選手をチェック!
【男子】 ・小山直城(Honda/初) PB 2時間6分33秒(24年大阪) ・赤﨑暁(九電工/初) PB 2時間9分01秒(22年福岡国際) ・大迫傑(Nike/3大会連続3回目)※2016年リオは5000m、10000mで出場、21年東京はマラソン6位 PB 2時間5分29秒(20年東京) ●補欠 ・川内優輝(あいおいニッセイ同和損保) PB 2時間7分27秒(21年びわ湖毎日) 【女子】 ・鈴木優花(第一生命グループ/初) PB 2時間24分09秒(23年MGC) ・一山麻緒(資生堂/2大会連続2回目)※21年東京8位 PB 2時間20分29秒(20年名古屋ウィメンズ) ・前田穂南(天満屋/2大会連続2回目)※21年東京33位 PB 2時間18分59秒(24年大阪国際女子)=日本記録 ●補欠 ・細田あい(エディオン) PB 2時間21分42秒(22年ロンドン)RECOMMENDED おすすめの記事
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