HOME 国内、箱根駅伝

2024.01.03

悔しさにじむ順大・三浦龍司「成長できて、いろんな経験できた」後輩へ「悔しい気持ちなくさないで」/箱根駅伝
悔しさにじむ順大・三浦龍司「成長できて、いろんな経験できた」後輩へ「悔しい気持ちなくさないで」/箱根駅伝

順大の1区を任された三浦龍司は10位で最後の箱根駅伝を終えた

◇第100回箱根駅伝(東京・大手町←→神奈川・箱根町/10区間217.1km)

第100回箱根駅伝が行われ、前回5位の順大はまさかの17位となった。東京五輪、ブダペスト世界選手権の3000m障害で6位の三浦龍司(4年)にとって、最後の箱根駅伝。1区区間10位とまとめたものの、主将として悔しさがにじんだ。

広告の下にコンテンツが続きます

大会が近づくにつれ「まとまってきた」と三浦。11月下旬の大島合宿で足首を痛め、「完治できずに臨みました」と打ち明ける。レース中に「少し無駄な動きがあって」と捻挫もした。「反動はあるかなと思っていました」と言うが、そうした中でも力のあるところを見せた。

3000m障害で世界トップクラスで活躍する三浦が、20km超の箱根駅伝を4回走った。「今年度はキャプテンとしてやらせてもらって、自分なりに成長もできて、いろんな経験をさせてもらえました」。

後輩たちに向けて、「誰よりも悔しい気持ち、光景を見たと思います。この記憶は残ると思うのでなくさないでほしい」と言い、「順大に近いところにもいると思うので、先輩として、OBとしてできることはやっていきたい」。

ほろ苦いかたちとなったパリ五輪イヤーのスタート。「まずは走れる状態に戻して、万全で臨めるようにしていきたです」と誓った。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第100回箱根駅伝(東京・大手町←→神奈川・箱根町/10区間217.1km) 第100回箱根駅伝が行われ、前回5位の順大はまさかの17位となった。東京五輪、ブダペスト世界選手権の3000m障害で6位の三浦龍司(4年)にとって、最後の箱根駅伝。1区区間10位とまとめたものの、主将として悔しさがにじんだ。 大会が近づくにつれ「まとまってきた」と三浦。11月下旬の大島合宿で足首を痛め、「完治できずに臨みました」と打ち明ける。レース中に「少し無駄な動きがあって」と捻挫もした。「反動はあるかなと思っていました」と言うが、そうした中でも力のあるところを見せた。 3000m障害で世界トップクラスで活躍する三浦が、20km超の箱根駅伝を4回走った。「今年度はキャプテンとしてやらせてもらって、自分なりに成長もできて、いろんな経験をさせてもらえました」。 後輩たちに向けて、「誰よりも悔しい気持ち、光景を見たと思います。この記憶は残ると思うのでなくさないでほしい」と言い、「順大に近いところにもいると思うので、先輩として、OBとしてできることはやっていきたい」。 ほろ苦いかたちとなったパリ五輪イヤーのスタート。「まずは走れる状態に戻して、万全で臨めるようにしていきたです」と誓った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.16

古賀ジェレミーが110mH13秒45の高校新記録! 「もう少し上げられる自信がついた」/IH南関東

◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の最終日の4日目が行われ、男子110mハードル決勝で古賀ジ […]

NEWS 100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東

2025.06.16

100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東

◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の最終日の4日目が行われ、女子100mハードルで石原南菜( […]

NEWS 110mH・古賀ジェレミーが特大高校新13秒45!!準決勝の記録をさらに0.13秒更新/IH南関東

2025.06.16

110mH・古賀ジェレミーが特大高校新13秒45!!準決勝の記録をさらに0.13秒更新/IH南関東

◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の最終日の4日目が行われ、男子110mハードル決勝で古賀ジ […]

NEWS クレイ・アーロン竜波が800m1分46秒31! ポートランドのレースで6年ぶり自己ベスト更新

2025.06.16

クレイ・アーロン竜波が800m1分46秒31! ポートランドのレースで6年ぶり自己ベスト更新

6月15日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子800mで、クレイ・アーロン竜波(ペンシルベニア州立大)が1分46秒31の自己ベストで5位に入った。 クレイのこれまでの自己ベストは、神奈 […]

NEWS 女子400mHサザーランドが52秒46の全米学生新V 女子3000m障害レンゴールは今季世界最高の8分58秒15/全米学生選手権

2025.06.16

女子400mHサザーランドが52秒46の全米学生新V 女子3000m障害レンゴールは今季世界最高の8分58秒15/全米学生選手権

6月11日から14日、米国オレゴン州ユージンで全米学生選手権が開催され、女子400mハードルではS.サザーランド(ミシガン大/カナダ)が52秒46の全米学生新で優勝を飾った。 サザーランドは昨年のパリ五輪では7位に入って […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top