HOME 海外

2023.12.27

17年世界選手権男子800m金メダリスト・ボスが現役引退
17年世界選手権男子800m金メダリスト・ボスが現役引退

男子800mで東京五輪に出場したボス

12月27日、2017年ロンドン世界選手権男子800mで優勝したP.-A.ボス(フランス)がフランス紙レキップのインタビューに応じ、現役を引退することを発表した。

ボスはフランス西部ナント出身の31歳。10年世界ジュニア選手権で8位と早くから国際大会で活躍し、12年には欧州選手権で銅メダルを獲得した。14年には生涯ベストとなる1分42秒53をマーク。16年のリオ五輪で4位に入ると、翌年の世界選手権では母国に五輪、世界選手権を通じて初の男子800mでの金メダルをもたらした。

広告の下にコンテンツが続きます

しかし、その後は足の骨折や、右ハムストリングス断裂など相次ぐケガに見舞われ、21年東京五輪には出場したものの、22年、23年と世界選手権には出場できていなかった。

ボスはインタビューで「地元のパリ五輪に出場することを目標にしていたが、このままでは出場できないだろうと思い、引退を決意した」と語った。

12月27日、2017年ロンドン世界選手権男子800mで優勝したP.-A.ボス(フランス)がフランス紙レキップのインタビューに応じ、現役を引退することを発表した。 ボスはフランス西部ナント出身の31歳。10年世界ジュニア選手権で8位と早くから国際大会で活躍し、12年には欧州選手権で銅メダルを獲得した。14年には生涯ベストとなる1分42秒53をマーク。16年のリオ五輪で4位に入ると、翌年の世界選手権では母国に五輪、世界選手権を通じて初の男子800mでの金メダルをもたらした。 しかし、その後は足の骨折や、右ハムストリングス断裂など相次ぐケガに見舞われ、21年東京五輪には出場したものの、22年、23年と世界選手権には出場できていなかった。 ボスはインタビューで「地元のパリ五輪に出場することを目標にしていたが、このままでは出場できないだろうと思い、引退を決意した」と語った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.23

箱根駅伝Stories/3度目の山で伝説を作る早大・工藤慎作 スピードに磨き「ストロングポイントとして活躍を」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 中学では当初卓球部を希望 「いよいよ始まるなっていうところで、純粋に […]

NEWS 箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

2025.12.23

箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 競技を続けるきっかけは消去法 「大村良紀=10区」、という構図ができ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

2025.12.23

箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 武者修行で変わった“基準” 中大・岡田開成(2年)にとって第101回 […]

NEWS ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

2025.12.23

ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は12月23日、第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の「クマ対応」について発表した。 同大会は群馬県庁スタート・フィニッシュで、前橋市、高崎市、伊勢崎氏、太田市、桐生市をめぐ […]

NEWS 短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

2025.12.23

短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

スズキは12月末をもって男子短距離の竹田一平が退社・退団すると発表した。 竹田は埼玉県出身の28歳。不動岡高時代は走幅跳や三段跳をメインにしていたが、中大から本格的にスプリントへ。大学2年だった2016年には10秒27を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top