アジア投てき選手権の初日が10月24日、韓国・木浦で行われた。同大会は世界陸連(WA)の格付けでコンチネンタルツアーブロンズと同等のカテゴリーC。2年前に同地で開催予定だったが中止となっていた。
1日目の男子ハンマー投では、福田翔大(日大院)が学生歴代3位、日本歴代7位の自己記録を17cm更新する72m18を投げて優勝した。福田は2回目に71m83を投げてトップに立つと、優勝を決めた最終投てきで記録を伸ばした。今年は日本選手権を優勝すると、アジア選手権でも3位と健闘。9月の日本インカレでは学生3人目の72mオーバーとなる72m01で、室伏広治(中京大)の大会記録を塗り替えて優勝していた。アジア大会では6位で悔し涙を流したが、リベンジを果たした。また、柏村亮太(ヤマダホールディングス)も70m83で2位に入っている。
男子砲丸投では、アツオビン・ジェイソン(福岡大)が学生歴代2位、日本歴代7位の18m56を投げて2位に食い込んだ。アツオビンは今年の日本インカレで18m18の大会新V、鹿児島国体では18m51の自己新で優勝していたが、今回さらにその記録を更新。福岡大で指導を受ける野口安忠監督のベスト記録(18m53)を上回った。奥村仁志(センコー)は17m59で5位だった。
女子ハンマー投では日本記録保持者のマッカーサー・ジョイ(NMFA)が62m21で2位、学生記録保持者の村上来花(九州共立大)が61m19で3位に入った。同円盤投は郡菜々佳(新潟アルビレックスRC)が51m73の4位、辻川美乃利(内田建設AC)が49m69の6位。男子円盤投の堤雄司(ALSOK群馬)は56m98投げて2位に入っている。幸長慎一(四国大AC)はトップ8に残れず。女子砲丸投にも出場した郡は15m41を放って4位。尾山和華(今村病院)が14m78の5位だった。
2日目には男女のやり投が行われる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.27
-
2025.12.27
-
2025.12.26
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
2025.12.21
【大会結果】第76回全国高校駅伝・男子(2025年12月21日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.27
立命大の連覇か、城西大の2冠か、名城大の復権は!?今年最後の駅伝の行方を占う/富士山女子駅伝
◇2025富士山女子駅伝(12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 大学女子2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が12月30日に行われる。優勝候補のチームをチェックしていく […]
2025.12.27
箱根駅伝Stories/初の総合優勝狙う國學院大 「堅実な駅伝をすれば勝機を見いだせる」 悲願達成へ“山攻略”を
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 スローガンに込めた想い 今季、國學院大が掲げたチームスローガンは『は […]
2025.12.27
村竹ラシッドがG1プレゼンター登場「うれしそうな雰囲気伝わりました」レースに馬券に大興奮
男子110mハードル日本記録保持者の村竹ラシッド(JAL)が日本中央競馬会のJ・G1中山大障害(中山競馬場)の表彰式にプレゼンターとして登壇した。 大の競馬好きとして知られる村竹。以前から「プレゼンターをしてみたい」とい […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
