2023.10.25
欧州の年間最優秀選手賞「Golden Tracks」授賞式が10月22日に行われ、男子中長距離のJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)と女子400mハードルのF.ボル(オランダ)が年間最優秀選手に選ばれた。両者ともに、2年連続の受賞となった。
インゲブリグトセンはブダペスト世界陸上5000mで2連覇、1500mでも銀メダルを獲得。今年のダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルでは1マイルで3分43秒73、3000mで7分23秒63の欧州記録を樹立して年間チャンピオンとなった。2000mでは4分43秒13の世界記録、2マイルでは7分54秒10の世界最高記録、1500mでは欧州記録の3分27秒14をマークした。
ボルは2月に室内400mで49秒26の室内世界記録を樹立。ブダペスト世界選手権では400mハードルを初制覇し、4×400mリレーでもオランダチームのアンカーで優勝を果たした。400mハードルでは自身の持つ欧州記録を51秒45に更新している。
ライジングスター賞には、男子走幅跳で7m99の室内欧州記録を樹立し、U20欧州選手権金メダリストのM.フルラーニ(イタリア)と、女子走高跳ブダペスト世界選手権7位、U20欧州選手権金メダリストのA.トピック(セルビア)が選出された。
女子400mで今年の欧州室内銅メダリストのA.キエルバシンスカ(ポーランド)は、ポーランド陸上協会のアスリート評議会会長として、若い選手の指導的役割を果たしたことが評価され、2年に一度開催される欧州女子リーダーシップ賞を受賞した。そのほか欧州チーム選手権で、女子砲丸投のJ.ブームクオ(ベルギー)が国別対抗でのベルギーの1部からの降格を避けるために女子ハードルに出場したことが評価されてチームスピリット賞が贈られた。
欧州年間表彰選手一覧
女子欧州年間最優秀選手賞 F.ボル(オランダ) 男子欧州年間最優秀選手 J.インゲブリグトセン(ノルウェー) 女子ライジングスター A.トピック(セルビア) 男子ライジングスター M.フルラーニ(イタリア) チームスピリット賞 J.ブームクオ(ベルギー) フェアプレー賞 D.ボスニャク(クロアチア) 欧州女子リーダーシップ賞 A.キエルバシンスカ(ポーランド) 欧州コーチング賞 T.マギ(エストニア)、A.フォメンコ(ラトビア) 欧州陸連賞 A.ブリュオリス(リトアニア)RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.09.16
-
2025.09.16
-
2025.09.16
-
2025.09.15
2025.09.12
前夜祭イベントでギネス“世界新” 寺田明日香が高速道路KK線でリレー参加/東京世界陸上
-
2025.09.11
-
2025.09.13
-
2025.09.14
2025.08.16
100mH・福部真子12秒73!!ついに東京世界選手権参加標準を突破/福井ナイトゲームズ
2025.08.27
アディダス アディゼロから2025年秋冬新色コレクションが登場!9月1日より順次販売
-
2025.08.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.09.16
DAY3は延べ8万6000人超が国立へ イブニングセッション3日連続5万超で大きな熱気/東京世界陸上
◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)3日目 東京2025世界陸上財団は9月15日、東京世界陸上3日目(DAY3)のモーニングセッションとイブニングセッションの入場者数(15日21日時点の速報値)を発表した。 […]
Latest Issue
最新号

2025年10月号 (9月9日発売)
【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/