HOME 高校

2023.10.20

盛岡大附が2時間11分26秒で初優勝し、悲願の都大路へ 女子は花巻東が1時間13分34秒で2年連続の全国切符/岩手県高校駅伝

全国高校駅伝(12月24日/京都)の出場権を懸けた岩手県高校駅伝が10月19日、花巻市のイーハトーブ花巻ハーフマラソンコースで行われ、男子(7区間42.195km)は盛岡大附が初優勝、女子(5区間21.0975km)は花巻東が2連覇を果たした。

盛岡大附は、前年まで28連覇の一関学院と争うかたちとなった。1区(10km)こそ、一関学院・中野颯人(3年)の区間賞で49秒差の2位だったが、2区・熊谷泰晟(2年)の区間賞で23秒差まで詰めると、3区の古川陽樹(1年)が快走。前々日の鹿児島国体少年B男子3000mで4位に入ったルーキーは、中1日にもかかわらず従来の区間記録を2秒更新する24分11秒で逆転した。42秒のリードをもらって中継所を飛び出した4区の佐藤誠悟(3年)も区間賞でさらに1分22秒差まで広げ、6区の佐藤凜(2年)も区間賞。一関学院の追い上げを振り切り、2時間11分26秒で悲願の都大路出場を決めた。

花巻東は1区の佐藤祥(3年)がトップで2位に32秒差をつける区間賞発進。3区の白木美樹(3年)が10分01秒の区間新で後続との差を1分01秒に広げると、4区の澤村里桜菜(3年)も区間賞で独走した。結局2位の盛岡誠桜に49秒差をつける大会新の1時間13分34秒でフィニッシュ。2年連続14回目の都大路出場を決めた。

広告の下にコンテンツが続きます

全国大会は12月24日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。記念大会となる女子は都道府県代表に加え、地区代表も出場する。

全国高校駅伝(12月24日/京都)の出場権を懸けた岩手県高校駅伝が10月19日、花巻市のイーハトーブ花巻ハーフマラソンコースで行われ、男子(7区間42.195km)は盛岡大附が初優勝、女子(5区間21.0975km)は花巻東が2連覇を果たした。 盛岡大附は、前年まで28連覇の一関学院と争うかたちとなった。1区(10km)こそ、一関学院・中野颯人(3年)の区間賞で49秒差の2位だったが、2区・熊谷泰晟(2年)の区間賞で23秒差まで詰めると、3区の古川陽樹(1年)が快走。前々日の鹿児島国体少年B男子3000mで4位に入ったルーキーは、中1日にもかかわらず従来の区間記録を2秒更新する24分11秒で逆転した。42秒のリードをもらって中継所を飛び出した4区の佐藤誠悟(3年)も区間賞でさらに1分22秒差まで広げ、6区の佐藤凜(2年)も区間賞。一関学院の追い上げを振り切り、2時間11分26秒で悲願の都大路出場を決めた。 花巻東は1区の佐藤祥(3年)がトップで2位に32秒差をつける区間賞発進。3区の白木美樹(3年)が10分01秒の区間新で後続との差を1分01秒に広げると、4区の澤村里桜菜(3年)も区間賞で独走した。結局2位の盛岡誠桜に49秒差をつける大会新の1時間13分34秒でフィニッシュ。2年連続14回目の都大路出場を決めた。 全国大会は12月24日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。記念大会となる女子は都道府県代表に加え、地区代表も出場する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.13

編集部コラム「あっという間の2025年」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 早大のルーキー・鈴木琉胤「少しずつトラックの頃に戻ってきた」 往路希望で「区間賞を狙う走りを」

2025.12.13

早大のルーキー・鈴木琉胤「少しずつトラックの頃に戻ってきた」 往路希望で「区間賞を狙う走りを」

箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 出雲駅伝、全日本大学駅伝で出走したルーキー・鈴木琉胤は「ハーフは走ったことがなくて、箱根でいきなりという不安はあります。 […]

NEWS 箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」

2025.12.13

箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」

箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 この日は撮影と共通取材、個別取材を実施。共通取材で花田勝彦駅伝監督は「今年もかなり良いかたちで準備ができたと思っています […]

NEWS 連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通
PR

2025.12.13

連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通

2026年の幕開けを飾る全日本実業団対抗駅伝(通称・ニューイヤー駅伝)は、第70回の記念大会として1月1日、前橋市にある群馬県庁前をスタートし、上州路をぐるりと回って県庁に戻る7区間・総距離100kmのコースで行われる。 […]

NEWS ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中

2025.12.13

ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中

12月10日に米国・ユタ州でブリガム・ヤング大で行われた同大学招待競技会室内女子60mで、ロス瑚花アディア(ユタ州立大)が7秒48で4位に入った。従来のユタ州立大記録38年ぶりの更新となる。 ロスは東京・駒沢中から城西高 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top