2023.09.20
19日、アスリート・インテグリティー・ユニット(AIU、世界陸連の独立不正監査機関)は女子100mハードルの世界記録(12秒12、22年)保持者、T.アムサン(ナイジェリア)がドーピング違反を犯していないとする懲戒審判委員会の8月17日付の決定に対して、9月15日付でスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴したことを発表した。
アムサンは今年7月にドーピングの居場所情報関連義務違反で暫定資格処分を受けていたが、アムサン自身が潔白を主張し、8月に懲戒審判委員会は違反を犯していないという認定を下している。この決定に対してAIUの代表は当初より不服を唱えており、今回の上訴に至ったものとみられる。AIUは「上訴が終了するまで、この件に関してこれ以上コメントしない」とSNSで表明している。
アムサンは昨年のオレゴン世界選手権の金メダリスト。今年のブダペスト世界選手権は大会開幕2日前に暫定資格停止処分の解除が決まり、12秒62で6位となった。17日に行われたダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルでは12秒33で優勝し、3年連続でのDL年間チャンピオンとなっていた。
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