HOME 国内、大学

2023.08.02

女子10000mで山﨑りさが5位入賞 400m地主直央、100m中村彰太らが予選突破 女子100m三浦由奈は予選でシーズンベスト /ユニバ
女子10000mで山﨑りさが5位入賞 400m地主直央、100m中村彰太らが予選突破 女子100m三浦由奈は予選でシーズンベスト /ユニバ

2023日本学生個人選手権女子10000m優勝の山﨑りさ

◇第31回FISUワールドユニバーシティゲームズ 陸上競技(8月1日~6日)1日目

国際大学スポーツ連盟(FISU)が主催するワールドユニバーシティゲームズの陸上競技が1日から始まり、女子10000mで山﨑りさ(日体大)が34分35秒96で5位に入った。

初日唯一のトラック決勝種目となった女子10000mは気温30度、湿度69%という蒸し暑い気象条件下でのレースに。スタートから牽制し、1000mの通過が3分35秒、2000mが7分05秒のスローペースで始まった。

広告の下にコンテンツが続きます

山﨑は村松灯(立命大)とともに3000m手前から一時先頭に立つ場面を見せたが、悪コンディションにペースは上がらなかった。5000m過ぎにF.カラス(トルコ)がロングスパートを仕掛けると、山﨑、村松ともに対応ができずに先頭集団から遅れてしまう。それでも、山﨑は途中で何度も給水をしながら粘りの走りを見せて5位入賞。村松は35分17秒54で9位だった。

優勝は19年アジア選手権銅メダリストの夏雨雨(中国)で、タイムは33分48秒35。

また、トラック種目の予選が行われ、男子400mでは地主直央(法大)が46秒43、今泉堅貴(筑波大)が47秒23でともに1着通過。男子100mの中村彰太(東洋大)も10秒47(-0.7)と組トップで予選を突破した。

女子では100mで三浦由奈(筑波大)が11秒59(+0.4)のシーズンベストで予選2着となり、400mハードルの山本亜美(立命大)が57秒82で予選3着。ともに準決勝に駒を進めている。

2日目は男女100m、男子10000mなど6種目で決勝が行われる。

◇第31回FISUワールドユニバーシティゲームズ 陸上競技(8月1日~6日)1日目 国際大学スポーツ連盟(FISU)が主催するワールドユニバーシティゲームズの陸上競技が1日から始まり、女子10000mで山﨑りさ(日体大)が34分35秒96で5位に入った。 初日唯一のトラック決勝種目となった女子10000mは気温30度、湿度69%という蒸し暑い気象条件下でのレースに。スタートから牽制し、1000mの通過が3分35秒、2000mが7分05秒のスローペースで始まった。 山﨑は村松灯(立命大)とともに3000m手前から一時先頭に立つ場面を見せたが、悪コンディションにペースは上がらなかった。5000m過ぎにF.カラス(トルコ)がロングスパートを仕掛けると、山﨑、村松ともに対応ができずに先頭集団から遅れてしまう。それでも、山﨑は途中で何度も給水をしながら粘りの走りを見せて5位入賞。村松は35分17秒54で9位だった。 優勝は19年アジア選手権銅メダリストの夏雨雨(中国)で、タイムは33分48秒35。 また、トラック種目の予選が行われ、男子400mでは地主直央(法大)が46秒43、今泉堅貴(筑波大)が47秒23でともに1着通過。男子100mの中村彰太(東洋大)も10秒47(-0.7)と組トップで予選を突破した。 女子では100mで三浦由奈(筑波大)が11秒59(+0.4)のシーズンベストで予選2着となり、400mハードルの山本亜美(立命大)が57秒82で予選3着。ともに準決勝に駒を進めている。 2日目は男女100m、男子10000mなど6種目で決勝が行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.27

プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]

NEWS 古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定

2025.11.27

古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定

日本陸連は11月27日、「次世代において国際大会での活躍が期待できる競技者」を育成する「ダイヤモンドアスリート」の第12期認定者を発表した。 第11期でダイヤモンドアスリートNextageとして一部のプログラムに参加して […]

NEWS 岡田久美子が引退発表「誰よりも『速く、強く、美しく歩く選手』を目指して」女子競歩牽引し続けた第一人者

2025.11.27

岡田久美子が引退発表「誰よりも『速く、強く、美しく歩く選手』を目指して」女子競歩牽引し続けた第一人者

富士通は11月27日、女子競歩の岡田久美子の現役引退を発表した。かねてより「今季が本当の集大成」と話していたが、正式に発表となった。 岡田は埼玉県出身。1991年生まれの34歳で、大迫傑(リーニン)、飯塚翔太(ミズノ)、 […]

NEWS 【学生長距離Close-upインタビュー】全日本大学駅伝1区区間賞の志學館大・中村晃斗 「結果にこだわっていきたい」

2025.11.26

【学生長距離Close-upインタビュー】全日本大学駅伝1区区間賞の志學館大・中村晃斗 「結果にこだわっていきたい」

学生長距離Close-upインタビュー 中村 晃斗 Nakamura Akito 志學館大3年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。54回目は、志 […]

NEWS 熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

2025.11.26

熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top