2023.07.05
昨年のオレゴン世界選手権男子1500mで優勝したJ.ワイトマン(英国)が5日、自身のSNSを更新し、8月に行われるブダペスト世界選手権への出場を断念することを発表した。
ワイトマンは28歳。13年の欧州ジュニア選手権で優勝の実績を持ち、ダイヤモンドリーグでも17年に2勝を上げている。オリンピックなど世界大会では善戦止まりが続いていたが、昨年のオレゴンでは3分29秒23の自己新で優勝候補だったJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)を抑えて金メダルを獲得した。
今季は世界選手権連覇を目指してトレーニングをしていたが、2月のハードルジャンプの練習中に転倒。右足を痛め、さらにそのリハビリの過程でハムストリングも負傷したという。
ワイトマンは「リスクを冒せば、ブダペストのスタートラインに立てるかもしれないが、来年のパリ五輪を考えると、今は治療に専念することがベストだと判断した」とコメント。「連覇に挑戦できないのは残念だが、パリで最高のパフォーマンスを見せられるようにしたい」と続け、今年9月以降の復帰を目指していくことを明らかにした。
【画像】SNSでブダペスト世界選手権欠場を表明したワイトマン
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