2023.06.22
世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)のエントリーリストが更新され、日本人選手の登録状況が判明した。
6月30日のローザンヌ大会(スイス)には、女子やり投の北口榛花(JAL)、男子110mハードルの泉谷駿介(住友電工)、男子走幅跳の橋岡優輝(富士通)がエントリーした。
北口は昨年のDLで2勝を挙げ、ファイナルでも3位という快挙を成し遂げている。今季は6月10日のパリ大会を65m09で昨年に続いて連覇。自身DL3勝目となった。
日本選手権で13秒04の日本記録を作った泉谷、東京五輪6位の橋岡はともにDL初参戦となる。ブダペスト世界選手権代表内定の泉谷はエントリーリスト8人中トップの自己ベストで挑む。
7月2日のストックホルム大会(スウェーデン)には男子100mのサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)、男子400mに中島佑気ジョセフ(東洋大)が登録した。
オレゴン世界選手権7位のサニブラウンは日本選手権で8位にとどまっているが、参加標準記録(10秒00)を突破した時点でブダペスト世界選手権代表に内定する。また、ワールドランキングで出場資格を得られれば代表が決まる。
日本選手権で日本歴代5位となる45秒15を出して初優勝した中島はこの種目日本勢初DLとなる。同レースには世界記録(43秒03)を持つW.ファン・ニーケアク(南アフリカ)もエントリーしている。
DLとは世界最高峰のリーグ戦で、5月5日のドーハ大会を皮切りに、12ヵ国15都市を巡る。各大会に出場できる人数も限られている上に、各種目のポイント上位者のみが9月16、17日のファイナル(米国オレゴン・ユージン/男女各16種目)に進出できる。シリーズ戦の優勝賞金は10,000ドル、2位に6,000ドル、3位に3,500ドル。ファイナルの優勝者は3,000ドルを手にする。
今季は三浦龍司(順大)もパリ大会3000m障害で日本記録となる8分09秒91をマークして2位に入っている。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.16
橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」
-
2025.11.14
-
2025.11.13
-
2025.11.15
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.19
全中駅伝に出場する女子48チームが出そろう 3連覇狙う京山をはじめ、大沢野、松橋などが全国切符 櫛形は20回目
9月から開催されてきた第33回全国中学校駅伝(12月14日)の都道府県予選が11月16日をもって終了し、47都道府県の代表に開催地枠で出場するチームを加えた全48チームが出そろった。 女子は前回の全国大会で2連覇を飾った […]
2025.11.19
全中駅伝男子・出場チームが決定! 17チームが初出場 塩山は第1回大会以来32年ぶり 京山、三島の全国V経験校も
9月から開催されてきた第33回全国中学校駅伝(12月14日)の都道府県予選が11月16日をもって終了し、47都道府県の代表に開催地枠で出場するチームを加えた全48チームが出そろった。 男子は2年前に全国制覇を達成している […]
2025.11.19
マラソン日本記録保持者・鈴木健吾が神奈川大のアンバサダー就任 「刺激や勇気を届けられる存在でありたい」
神奈川大は11月19日、男子マラソン日本記録保持者でOBの鈴木健吾が陸上部のアンバサダーに就任したと発表した。 鈴木は箱根駅伝では3年連続で2区を担い、3年時に区間賞を獲得。4年時には東京マラソンで2時間10分21秒で走 […]
2025.11.19
岡山・京山が今年も男女ともに全国出場! 全中1500m優勝・是枝愛香を擁する内部は26年ぶり/中学駅伝
12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝の出場を懸けた県大会が、11月14日から16日にかけて、全国10県で行われた。 14日の岡山県大会では、2年前に全国男女優勝、女子は昨年も連覇を飾った京山が圧倒的な継走を披露。 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025