HOME 国内

2023.06.03

男子走幅跳で世界陸上標準突破の吉田弘道は10位 「勝手に自分で自分を追い込んでしまった」/日本選手権
男子走幅跳で世界陸上標準突破の吉田弘道は10位 「勝手に自分で自分を追い込んでしまった」/日本選手権

7m54で10位に止まった男子走幅跳の吉田弘道

◇第107回日本選手権(6月1日~4日/大阪・ヤンマースタジアム長居)3日目

ブダペスト世界選手権の代表選考会を兼ねた第107回日本選手権の3日目に男子走幅跳決勝が行われ、吉田弘道(神崎郡陸協)が1回目の7m54(+1.2)が最高で10位にとどまってトップ8に進めず、ブダペスト世界選手権代表内定を逃した。

5月21日のセイコーゴールデングランプリで、日本歴代3位の8m26(+1.0)をマークし、世界選手権参加標準記録(8m25)も突破。今大会で3位以内に入れば、初の日本代表の座をつかめるはずだった。

だが、その大ジャンプの反響が自身の想像をはるかに超えるものとなり、「勝手に自分で自分を追い込んでしまいました。自分のことを信じきれなくなった」と明かす。

「一番きれい形、一番いい順位で代表を決めるつもりいだった」が、代表入りは今後に持ち越しに。「気持ちの切り替えが難しいです」と肩を落としたが、「ワールドランキングをどこまで引き上げていけるか、考えていきたい」と気持ちを前に向けていた。

◇第107回日本選手権(6月1日~4日/大阪・ヤンマースタジアム長居)3日目 ブダペスト世界選手権の代表選考会を兼ねた第107回日本選手権の3日目に男子走幅跳決勝が行われ、吉田弘道(神崎郡陸協)が1回目の7m54(+1.2)が最高で10位にとどまってトップ8に進めず、ブダペスト世界選手権代表内定を逃した。 5月21日のセイコーゴールデングランプリで、日本歴代3位の8m26(+1.0)をマークし、世界選手権参加標準記録(8m25)も突破。今大会で3位以内に入れば、初の日本代表の座をつかめるはずだった。 だが、その大ジャンプの反響が自身の想像をはるかに超えるものとなり、「勝手に自分で自分を追い込んでしまいました。自分のことを信じきれなくなった」と明かす。 「一番きれい形、一番いい順位で代表を決めるつもりいだった」が、代表入りは今後に持ち越しに。「気持ちの切り替えが難しいです」と肩を落としたが、「ワールドランキングをどこまで引き上げていけるか、考えていきたい」と気持ちを前に向けていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.12.12

日本GPシリーズチャンピオンは福部真子と筒江海斗!種目別800mは落合晃&久保凛の高校日本記録保持者コンビがV、女子1500m田中希実が4連覇

日本グランプリ(GP)シリーズ2024のシリーズチャンピオンが発表され、男子は400mハードルの筒江海斗(ST-WAKO)、女子は100mハードルの福部真子(日本建設工業)と、ともにパリ五輪のハードル種目代表が初の栄冠に […]

NEWS 青学大・原晋監督 連覇へ「山で区間新を出せる準備」チームの雰囲気「単なる仲良しクラブじゃない」

2024.12.12

青学大・原晋監督 連覇へ「山で区間新を出せる準備」チームの雰囲気「単なる仲良しクラブじゃない」

第101回箱根駅伝に出場する前回王者の青学大が、東京の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。その後、会見が開かれて報道陣の取材に応えた。 原監督が掲げた恒例の作戦名は「あいたいね大作戦」。 […]

NEWS 青学大がキャンパスで箱根駅伝壮行会 太田蒼生「俺が箱根を勝たせてやる」残り3週間で体調管理徹底で臨む構え

2024.12.12

青学大がキャンパスで箱根駅伝壮行会 太田蒼生「俺が箱根を勝たせてやる」残り3週間で体調管理徹底で臨む構え

第101回箱根駅伝に出場する前回王者の青学大が、東京の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 関係者だけでなく、学生やファンなどが見守るなか、一部授業のある選手以外が一人ひとりあいさつ。主 […]

NEWS 世界陸連が6つの世界記録を承認 川野将虎が男子35km初代世界記録保持者に

2024.12.12

世界陸連が6つの世界記録を承認 川野将虎が男子35km初代世界記録保持者に

12月11日、世界陸連は5月から10月にかけて誕生した世界記録を正式に承認したことを発表した。 10月27日の日本選手権35km競歩(山形・高畠)で、川野将虎(旭化成)が樹立した2時間21分47秒も世界記録として認定。同 […]

NEWS 月刊陸上競技2025年1月号

2024.12.12

月刊陸上競技2025年1月号

Contents W別冊付録 箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望 大会報道 福岡国際マラソン 吉田祐也 日本歴代3位の激走 涙の復活劇 全日本実業団対抗女子駅伝 JP日本郵政グループ 4年ぶりV 地域実業団駅伝 中学 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top