HOME 海外

2023.06.03

男子100mカーリーがDL連勝! 女子400mH・ボルは52秒43の今季世界最高で快勝/DLフィレンツェ
男子100mカーリーがDL連勝! 女子400mH・ボルは52秒43の今季世界最高で快勝/DLフィレンツェ

DL2連勝を飾ったカーリー

6月2日、イタリア・フィレンツェでダイヤモンドリーグ第3戦の「ゴールデンガラ」が開催され、男子100mはF.カーリー(米国)が9秒94(±0)で優勝。5月28日のDLラバト大会に続き、連勝を飾った。

雨上がりで気温18度と肌寒さを感じるなか、男子100mはカーリーの勝負強さが光るレースに。前半はスタートを決めたY.ブレイク(ジャマイカ)がわずかにリードを奪ったが、カーリーは30m以降の加速局面でスピードに乗り、50mでトップに浮上。

広告の下にコンテンツが続きます

中盤までは今季世界最速の9秒84をマークしているF.オマニャラ(ケニア)が食い下がったもの、カーリーは徐々にリードを広げて悠々とフィニッシュ。2位・オマニャラに0.11秒差をつける快勝となった。

23年シーズンは2月から屋外で200m、400mを含めて負けなしの6戦6勝というカーリー。昨年のオレゴン世界選手権金メダルを経て、さらにパワーアップし、ブダペスト世界選手権では連覇を目指す。

男子200mではE.ナイトン(米国)がただ一人19秒台となる19秒89(±0)で快勝。12人が12分台をマークした男子5000mはM.カティル(スペイン)が今季世界最高の12分52秒09でDL3勝目を挙げた。

男子110mハードルは世界選手権金メダルのG.ホロウェイ(米国)が13秒04(-0.2)でトップに立ち、2位のJ.ジョセフ(スイス)は13秒10の自国新記録を打ち立てている。

広告の下にコンテンツが続きます

このほか、女子では2種目で今季世界最高タイムが誕生し、400mハードルはF.ボル(オランダ)が52秒43、3000m障害ではS.アレマイェフ(エチオピア)が9分00秒71でそれぞれ優勝を果たした。

6月2日、イタリア・フィレンツェでダイヤモンドリーグ第3戦の「ゴールデンガラ」が開催され、男子100mはF.カーリー(米国)が9秒94(±0)で優勝。5月28日のDLラバト大会に続き、連勝を飾った。 雨上がりで気温18度と肌寒さを感じるなか、男子100mはカーリーの勝負強さが光るレースに。前半はスタートを決めたY.ブレイク(ジャマイカ)がわずかにリードを奪ったが、カーリーは30m以降の加速局面でスピードに乗り、50mでトップに浮上。 中盤までは今季世界最速の9秒84をマークしているF.オマニャラ(ケニア)が食い下がったもの、カーリーは徐々にリードを広げて悠々とフィニッシュ。2位・オマニャラに0.11秒差をつける快勝となった。 23年シーズンは2月から屋外で200m、400mを含めて負けなしの6戦6勝というカーリー。昨年のオレゴン世界選手権金メダルを経て、さらにパワーアップし、ブダペスト世界選手権では連覇を目指す。 男子200mではE.ナイトン(米国)がただ一人19秒台となる19秒89(±0)で快勝。12人が12分台をマークした男子5000mはM.カティル(スペイン)が今季世界最高の12分52秒09でDL3勝目を挙げた。 男子110mハードルは世界選手権金メダルのG.ホロウェイ(米国)が13秒04(-0.2)でトップに立ち、2位のJ.ジョセフ(スイス)は13秒10の自国新記録を打ち立てている。 このほか、女子では2種目で今季世界最高タイムが誕生し、400mハードルはF.ボル(オランダ)が52秒43、3000m障害ではS.アレマイェフ(エチオピア)が9分00秒71でそれぞれ優勝を果たした。

【動画】DL2連勝! 男子100mに快勝したカーリーをチェック

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.04.29

3000m障害・三浦龍司 パリ五輪内定は持ち越しも8分22秒07で制し「勝負に勝つという意味では良かった」/織田記念

◇第58回織田幹雄記念(4月29日/ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズG1の織田記念が行われ、男子3000m障害は三浦龍司(SUBARU)が8分22秒07で優勝した。昨年のブダペスト世界選手権6位のた […]

NEWS 東京五輪代表・青山華依が涙の復活 チャレンジレースから決勝へ「レース経験を戻していきたい」/織田記念

2024.04.29

東京五輪代表・青山華依が涙の復活 チャレンジレースから決勝へ「レース経験を戻していきたい」/織田記念

◇第58回織田幹雄記念(4月29日/ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズG1の織田記念が行われ、女子100mはハリス・ジョージア(豪州)が11秒57(±0)で優勝した。日本人トップの2位に石川優(青学大 […]

NEWS 女子100mH・田中佑美が混戦抜け出し13秒00でV 「しっかり流れに乗れた」/織田記念

2024.04.29

女子100mH・田中佑美が混戦抜け出し13秒00でV 「しっかり流れに乗れた」/織田記念

◇第58回織田幹雄記念(4月29日/ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリG1の織田記念が行われ、12秒台のベストを持つ日本人5人が出場した女子100mハードルは、ブタペスト世界選手権代表の田中佑美(富士通)が1 […]

NEWS 110mH村竹ラシッドが13秒29!社会人デビューもフィニッシュ後転倒で「2年連続ヒヤヒヤ」/織田記念

2024.04.29

110mH村竹ラシッドが13秒29!社会人デビューもフィニッシュ後転倒で「2年連続ヒヤヒヤ」/織田記念

◇第58回織田幹雄記念(4月29日/ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリG1の織田記念が行われ、男子110mハードルは村竹ラシッド(JAL)が13秒29(-0.6)をマークして制した。 広告の下にコンテンツが続 […]

NEWS 【大会結果】第58回織田幹雄記念(2024年4月29日)

2024.04.29

【大会結果】第58回織田幹雄記念(2024年4月29日)

【大会結果】第58回織田幹雄記念(2024年4月29日/ホットスタッフフィールド広島) グランプリ ●男子 100m   守祐陽(大東大)    10秒26(+0.7) 1500m  G.アブラハム(阿見AC) 3分39 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top