2023.05.20
セイコーゴールデングランプリ(日産スタジアム)を翌日に控え、出場するトップアスリートたちが前日会見に臨んだ。
各種目の海外勢は豪華な顔ぶれがそろった。前日会見の2部には、オレゴン世界選手権金メダリストの男子走幅跳・王嘉男(中国)、同女子やり投のケルシー・リー・バーバー(豪州)、同銀メダルの男子走高跳ウ・サンヒョク(韓国)が登壇した。
67m70のベストを持つバーバーは「大会に参加できて非常にうれしく思います」と挨拶すると、「記録を予測するのは難しいですが、ハルカと一緒に競技をするといつも素晴らしい戦いになるので、良い記録が出ればいいなと思います」と、日本記録保持者・北口榛花(JAL)に言及して笑顔を浮かべる。
昨年はオレゴン世界選手権だけではなく、ダイヤモンドリーグの各大会でも常に争ってきた。バーバーは「日本の層の厚さが証明されていて、そのうちの1人がハルカ。表彰台もシェアできています。今後も切磋琢磨していきたい」とし、その北口について聞かれると「若くてポテンシャルもある。パフォーマンスに波がない」と語る。
走幅跳の王嘉男は「明日が今季の屋外初戦。冬季トレーニングの成果を確認したい」と話す。走高跳のウ・サンヒョクは「先週、シーズンベストの2m32を跳びましたので、その勢いをもって明日は自己記録の2m37(※ベストは室内2m36)を目指したい」と、それぞれ意気込みを語った。
男子走幅跳には橋岡優輝(富士通)、山川夏輝(佐賀県スポ協)、男子走高跳にはオレゴン世界選手権8位の真野友博(九電工)やアジア室内選手権金メダリストの赤松諒一(アワーズ)らが出場する。
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Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)