セイコーゴールデングランプリ(日産スタジアム)を翌日に控え、出場するトップアスリートたちが前日会見に臨んだ。
男子100mオレゴン世界選手権金メダリストのフレッド・カーリー(米国)とともに、同セミファイリストの坂井隆一郎(大阪ガス)と、同4×100mリレー代表の栁田大輝(東洋大)が登壇した。
10秒02の自己記録を持つ坂井。今季は出雲陸上、織田記念と日本グランプリシリーズを連勝しており、そこからさらに「調子が上がってきている。自己記録に近いタイムが出せれば。条件がそろえば9秒台も出る」と話す。
持ち味であり、代名詞とも言える「スタートからの加速」に磨きをかけた上で、「昨年よりも後半で他の選手に詰められなくなっている」と成長を実感。昨年、初出場を果たしたオレゴン世界選手権準決勝ではカーリーと同組だったが、「思い描いていたよりも早く追いつかれてしまった」。
ここまでの成長度合いを確認できる絶好機。「どこまで食らいつけるかわからないが、なるべく先行できるようにしたい」と意気込んでいる。
栁田は1週間前の関東インカレ100mで追い風参考ながら自己記録(10秒15)を上回る10秒09(+3.1)をマークして連覇したが、「追い風参考で10秒09しか出せなかった」と語る。
疲労や日本選手権までの日程を加味して出場するかどうか迷ったそうだが、「出ると決めたからには疲労はいいわけにならない。出るからにはやれることをやって、自分のベストの走りをしたい」。
若き日本のホープが、堂々と世界一の男に挑む。
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