2023.05.13
2017年ロンドン世界陸上男子110mH代表の大室秀樹(大塚製薬)が、自身のSNSで現役引退と、5月14日の関西実業団選手権をラストレースにすることを明らかにした。
1990年7月25日生まれの32歳。埼玉・松山高3年だった2008年のインターハイで地元優勝を飾り、筑波大へ進学した。2年時には日本インカレを制するなど、早くから注目を集めた。大学4年時にはユニバーシアード代表に選出されている。
筑波大大学院を経て、15年に大塚製薬に入社。17年のロンドン世界選手権でキャリア唯一となる世界大会出場を果たした。
日本選手権の最高位は2014年の3位など社会人になってからはタイトルには恵まれなかったが、切れ味鋭いハードリングで、世界へと進出した大室。所属する大塚製薬の地元である徳島で開かれる関西実業団で、「最後のハードルを跳べればと考えました」とその思いを綴っている。
引退を表明した大室秀樹のコメント全文
5/14関西実業団の110mHを引退レースとします。既にフルタイム勤務をしていますが、昨年は怪我で中途半端にフェードアウトしていたので、普段からお世話になっている徳島で開催させる本大会で最後にハードルが跳べればと考えました。練習はほぼしていませんが決勝まで2本走り切れるように頑張ります。
— Hideki Omuro 大室秀樹 (@hideomron) May 12, 2023
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