HOME 国内、大学

2023.05.11

1万m1部日本人トップは東海大・花岡寿哉!「もっとインパクトのある結果残したい」/関東IC
1万m1部日本人トップは東海大・花岡寿哉!「もっとインパクトのある結果残したい」/関東IC

2023年関東インカレ1部10000mで日本人トップ(2位)に輝いた花岡寿哉(東海大)

◇第102回関東インカレ(5月11日~14日/神奈川・ギオンスタジアム相模原)1日目

関東インカレの1日目、男子1部10000mが行われ、東海大の花岡寿哉(2年)が大幅自己新の28分15秒65で日本人トップの2位に入った。

ジェームス・ムトゥク(山梨学大)が引っ張るハイペースにただ一人ついていき、5000mを14分08秒で通過。「4000mくらいでキツかった」と言うが、懸命に食らいつく。8000m手前で離されたものの、後ろの日本人集団には追いつかせず、日本人トップの座を死守した。

広告の下にコンテンツが続きます

「あまり経験のない10000mレースで、ラスト離されながらも2位で粘れてよかった。1人になってしまうとキツいので、何とかラスト5周まではがんばろうと思って走りました」と振り返る。

長野・上田西高時代は5000mで13分48秒29と世代上位の自己記録をマークするも、3年時にコロナ禍で学校自体がインターハイ路線に出場できなかった過去を持つ。東海大に入学した昨年度はルーキーイヤーから活躍し、日本インカレ5000m6位、箱根駅伝では3区で区間6位と好走した。

順位について「素直にうれしいです」と喜びつつ、「(2学年先輩の)石原(翔太郎)さんが2年時に2位になった時は、もっと留学生と勝負していた。それを考えると、自分はまだまだです」と反省点も口にする。

チームは6月の全日本大学駅伝選考会を控えており、「安定した結果だけでなく、もっとインパクトのある結果を残していきたい」と、さらなる飛躍を誓った。

優勝はムトゥクで28分02秒80。3位は石塚陽士(早大)で28分26秒83だった。

◇第102回関東インカレ(5月11日~14日/神奈川・ギオンスタジアム相模原)1日目 関東インカレの1日目、男子1部10000mが行われ、東海大の花岡寿哉(2年)が大幅自己新の28分15秒65で日本人トップの2位に入った。 ジェームス・ムトゥク(山梨学大)が引っ張るハイペースにただ一人ついていき、5000mを14分08秒で通過。「4000mくらいでキツかった」と言うが、懸命に食らいつく。8000m手前で離されたものの、後ろの日本人集団には追いつかせず、日本人トップの座を死守した。 「あまり経験のない10000mレースで、ラスト離されながらも2位で粘れてよかった。1人になってしまうとキツいので、何とかラスト5周まではがんばろうと思って走りました」と振り返る。 長野・上田西高時代は5000mで13分48秒29と世代上位の自己記録をマークするも、3年時にコロナ禍で学校自体がインターハイ路線に出場できなかった過去を持つ。東海大に入学した昨年度はルーキーイヤーから活躍し、日本インカレ5000m6位、箱根駅伝では3区で区間6位と好走した。 順位について「素直にうれしいです」と喜びつつ、「(2学年先輩の)石原(翔太郎)さんが2年時に2位になった時は、もっと留学生と勝負していた。それを考えると、自分はまだまだです」と反省点も口にする。 チームは6月の全日本大学駅伝選考会を控えており、「安定した結果だけでなく、もっとインパクトのある結果を残していきたい」と、さらなる飛躍を誓った。 優勝はムトゥクで28分02秒80。3位は石塚陽士(早大)で28分26秒83だった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.18

甲佐10マイルに東京世界陸上マラソン代表・近藤亮太と小山直城がエントリー! 5000m代表・森凪也、前回覇者・玉目陸も

12月7日に熊本県甲佐町役場前をスタート・フィニッシュとする第50回熊本甲佐10マイルロードレースのエントリー選手が11月18日、発表された。 招待選手は既に発表されていたが、9月の東京世界選手権マラソンで11位に入った […]

NEWS 国内外のレースでトップアスリートたちが好記録を樹⽴! On「Cloudboom Strike」日本長距離界のホープ・篠原倖太朗がその魅力を語る
PR

2025.11.18

国内外のレースでトップアスリートたちが好記録を樹⽴! On「Cloudboom Strike」日本長距離界のホープ・篠原倖太朗がその魅力を語る

スイスのスポーツブランド「On(オン)」が昨夏に発売したマラソンレースに特化したレーシングシューズ「Cloudboom Strike(クラウドブーム ストライク)」の人気が止まらない。 抜群の履き心地、通気性、サポート力 […]

NEWS 中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V

2025.11.18

中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V

中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会の陸上競技が11月17日、広東省広州市で行われ、女子100mでは16歳の陳妤頡が11秒10(+0.7)でこの種目大会最年少優勝を果たした。この記録はU18世界歴代4位タイ、U2 […]

NEWS クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒

2025.11.17

クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]

NEWS 長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

2025.11.17

長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

日本陸連は11月17日、新たな協賛企業として、スポーツ施設総合建設業の長谷川体育施設(本社・東京都世田谷区/仁ノ平俊和社長)が決定したと発表した。11月からの契約で、カテゴリーとしては「オフィシャルサポーティングカンパニ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top