◇第102回関東インカレ(5月11日~14日/神奈川・ギオンスタジアム相模原)1日目
関東インカレの1日目、男子1部10000mが行われ、東海大の花岡寿哉(2年)が大幅自己新の28分15秒65で日本人トップの2位に入った。
ジェームス・ムトゥク(山梨学大)が引っ張るハイペースにただ一人ついていき、5000mを14分08秒で通過。「4000mくらいでキツかった」と言うが、懸命に食らいつく。8000m手前で離されたものの、後ろの日本人集団には追いつかせず、日本人トップの座を死守した。
「あまり経験のない10000mレースで、ラスト離されながらも2位で粘れてよかった。1人になってしまうとキツいので、何とかラスト5周まではがんばろうと思って走りました」と振り返る。
長野・上田西高時代は5000mで13分48秒29と世代上位の自己記録をマークするも、3年時にコロナ禍で学校自体がインターハイ路線に出場できなかった過去を持つ。東海大に入学した昨年度はルーキーイヤーから活躍し、日本インカレ5000m6位、箱根駅伝では3区で区間6位と好走した。
順位について「素直にうれしいです」と喜びつつ、「(2学年先輩の)石原(翔太郎)さんが2年時に2位になった時は、もっと留学生と勝負していた。それを考えると、自分はまだまだです」と反省点も口にする。
チームは6月の全日本大学駅伝選考会を控えており、「安定した結果だけでなく、もっとインパクトのある結果を残していきたい」と、さらなる飛躍を誓った。
優勝はムトゥクで28分02秒80。3位は石塚陽士(早大)で28分26秒83だった。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.16
100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東
◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の最終日の4日目が行われ、女子100mハードルで石原南菜( […]
2025.06.16
クレイ・アーロン竜波が800m1分46秒31! ポートランドのレースで6年ぶり自己ベスト更新
6月15日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子800mで、クレイ・アーロン竜波(ペンシルベニア州立大)が1分46秒31の自己ベストで5位に入った。 クレイのこれまでの自己ベストは、神奈 […]
2025.06.16
女子400mHサザーランドが52秒46の全米学生新V 女子3000m障害レンゴールは今季世界最高の8分58秒15/全米学生選手権
6月11日から14日、米国オレゴン州ユージンで全米学生選手権が開催され、女子400mハードルではS.サザーランド(ミシガン大/カナダ)が52秒46の全米学生新で優勝を飾った。 サザーランドは昨年のパリ五輪では7位に入って […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会