2023.05.08
◇第10回木南記念(5月6、7日/大阪・ヤンマースタジアム長居)
日本グランプリシリーズG1の木南記念の2日目が行われた。
雨が降りしきるなか、110mハードルのレジェンドでヘルシンキ五輪代表の木南道孝の名を冠した大会にふさわしく、男女スプリントハードルで好記録が誕生した。
男子110mハードルは泉谷駿介(住友電工)が優勝。日本記録(13秒06)保持者は今季初戦で13秒25(-0.3)をマークした。これで2度目のブダペスト世界選手権参加標準記録(13秒28)突破。日本選手権で3位以内となれば世界選手権代表に内定する。
女子は寺田明日香(ジャパンクリエイト)が12秒86(+0.7)の大会新。2年前のこの大会で出した当時の日本記録であり、自己記録を2年ぶりに0.01秒更新した。また、2位には田中佑美(富士通)が織田記念に続いて12秒台となる12秒91の自己新で食い込んでいる。
男子200mは鵜澤飛羽(筑波大)が20秒44(+0.6)で優勝。静岡国際に続いてグランプリを制した。同800mは松本純弥(FAJ)が1分48秒14でV。女子800mは高校生の西田有里(草津東高3滋賀)が2分05秒09の自己新で日本人トップの2位に入っている。
男子400mハードルは筒江海斗(スポーツテック和広)が49秒54で制し、日本代表の黒川和樹(法大)は49秒81で2位。女子走幅跳は髙良彩花(JAL)が6m13(+0.7)で日本人トップの2位だった。
男子十種競技は田上駿(陸上物語)が7674点で優勝し、日本記録保持者の右代啓祐(国士舘クラブ)は7112点で2位。女子七種競技は日本記録保持者の山﨑有紀(スズキ)が5683点で優勝した。
【動画】男子110mHで世界選手権参加標準を破る13秒25をマークした泉谷駿介のレース
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.26
早稲田大学競走部がボディケアカンパニーのファイテンとサポート契約を締結
-
2025.12.26
-
2025.12.25
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
2025.12.21
【大会結果】第76回全国高校駅伝・男子(2025年12月21日)
-
2025.12.21
-
2025.12.20
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.26
瀬古利彦氏と渡辺康幸氏がトークショー!第102回箱根駅伝に向けて優勝は?見どころは?「5強」だけど「わからない」
「第102回箱根駅伝見どころ先取り!スペシャルトークショー」が12月26日、新宿・京王百貨店のミズノ「第102回箱根駅伝オフィシャルグッズショップ」で行われ、瀬古利彦氏(DeNAアスレティックスエリートアドバイザー)と渡 […]
2025.12.26
宮古島大学駅伝に青学大、國學院大、中大など箱根出場の14校参加! ダイジェスト放送も実施予定
「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」の実行委員会は12月26日、来年2月8日に実施する大会要項を発表した。 今回で6回目を迎える大会。前回発表よりも出場校が追加され、来年1月の箱根駅伝で3連覇を狙う青学大、宮古島で2 […]
2025.12.26
早稲田大学競走部がボディケアカンパニーのファイテンとサポート契約を締結
ボディケアカンパニーのファイテン株式会社は12月25日、早稲田大学競走部とボディケアサポートを目的とするスポンサーシップ契約を締結したことを発表した。 早稲田大学競走部は1914年に創部し、2024年に創部110周年を迎 […]
2025.12.26
編集部コラム「令和7年の大会取材」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
2025.12.25
名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定
日本陸連は12月25日までに来年の名古屋アジア大会の派遣設定記録と、選考要項にかかる参考競技会について公開した。 来年9月19日から10月4日まで行われるアジア大会。日本開催は1994年の広島以来、32年ぶりとなる。陸上 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
