HOME 国内

2023.05.07

東京五輪代表の服部勇馬、中村匠吾がパリ五輪選考会出場逃す 飯田貴之と安井雄一はMGC出場権獲得! /プラハ・マラソン
東京五輪代表の服部勇馬、中村匠吾がパリ五輪選考会出場逃す 飯田貴之と安井雄一はMGC出場権獲得! /プラハ・マラソン

19年MGC。服部勇馬(右)と中村匠吾

5月7日、第27回プラハ・マラソンがチェコの当地で行われ、東京五輪代表の服部勇馬(トヨタ自動車)が2時間10分34秒で7位に入った。2月の大阪マラソンで2時間9分47秒をマークしている服部は、今大会で2時間10分13秒以内を出せば、パリ五輪マラソン代表選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を手にすることができたが、21秒届かなかった。

服部は序盤からMGC出場を目指す飯田貴之(富士通)や安井雄一(トヨタ自動車)らと集団を形成。中間点を1時間4分13秒で通過したものの、30km以降にペースを落として、目標達成はならなった。また、同じく東京五輪代表の中村匠吾(富士通)も序盤から出遅れて2時間26分14秒に終わり、MGC出場権を逃した。

広告の下にコンテンツが続きます

一方、大阪マラソンを2時間9分57秒で走っていた飯田は、後半のペースダウンを最小限に抑え、自己新の2時間9分34秒で5位。2レースの平均タイムが2時間10分00秒を切ったことから、MGC出場権を獲得した。また、2時間10分33秒で6位だった安井も条件をクリアして、選考会への出場を決めている。男子のMGC出場権獲得者は67人となった。

パリ五輪のマラソン代表は10月のMGCで2枠が決定。残る1枠についてはMGCファイナルチャレンジ(男子・福岡、大阪、東京/女子・大阪国際、名古屋ウィメンズ)で設定記録を突破した記録最上位の選手1名が選ばれることになっている。今回の設定記録は6月以降の発表が予定されているが、日本記録相当(2時間4分56秒)のタイムが予想されており、服部と中村の連続五輪出場は難しい状況になった。

なお、大会は日本のNDソフトに所属するA.ムティソ(ケニア)が2時間5分10秒で優勝。女子はW.エデサ(エチオピア)が2時間20分43秒で制している。

5月7日、第27回プラハ・マラソンがチェコの当地で行われ、東京五輪代表の服部勇馬(トヨタ自動車)が2時間10分34秒で7位に入った。2月の大阪マラソンで2時間9分47秒をマークしている服部は、今大会で2時間10分13秒以内を出せば、パリ五輪マラソン代表選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を手にすることができたが、21秒届かなかった。 服部は序盤からMGC出場を目指す飯田貴之(富士通)や安井雄一(トヨタ自動車)らと集団を形成。中間点を1時間4分13秒で通過したものの、30km以降にペースを落として、目標達成はならなった。また、同じく東京五輪代表の中村匠吾(富士通)も序盤から出遅れて2時間26分14秒に終わり、MGC出場権を逃した。 一方、大阪マラソンを2時間9分57秒で走っていた飯田は、後半のペースダウンを最小限に抑え、自己新の2時間9分34秒で5位。2レースの平均タイムが2時間10分00秒を切ったことから、MGC出場権を獲得した。また、2時間10分33秒で6位だった安井も条件をクリアして、選考会への出場を決めている。男子のMGC出場権獲得者は67人となった。 パリ五輪のマラソン代表は10月のMGCで2枠が決定。残る1枠についてはMGCファイナルチャレンジ(男子・福岡、大阪、東京/女子・大阪国際、名古屋ウィメンズ)で設定記録を突破した記録最上位の選手1名が選ばれることになっている。今回の設定記録は6月以降の発表が予定されているが、日本記録相当(2時間4分56秒)のタイムが予想されており、服部と中村の連続五輪出場は難しい状況になった。 なお、大会は日本のNDソフトに所属するA.ムティソ(ケニア)が2時間5分10秒で優勝。女子はW.エデサ(エチオピア)が2時間20分43秒で制している。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.15

NCG5000mはアジア選手権5位・荒井七海が13分47秒58で日本人トップ!東海大・永本脩が学生トップ/日体大長距離競技会

第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)の2日目が6月15日に行われ、最終種目のNCG男子5000mはB.キプトゥー(麗澤大)が13分46秒77で1着を占め […]

NEWS 小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク

2025.06.15

小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク

6月14日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子3000m障害で、小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代8位の8分22秒64をマークした。 大会は世界陸連コンチネンタルツアー・ […]

NEWS 久保凛が800m2分02秒76の大会新でV3!! 1500mと2年連続2冠「チームへの貢献を考えていた」/IH近畿

2025.06.15

久保凛が800m2分02秒76の大会新でV3!! 1500mと2年連続2冠「チームへの貢献を考えていた」/IH近畿

◇インターハイ近畿地区大会(6月12~15日/京都市・たけびしスタジアム京都)4日目 広島インターハイを懸けた近畿地区大会の4日目が行われ、女子800mは久保凛(東大阪大敬愛3大阪)が昨年自らがマークした大会記録を0.7 […]

NEWS 青学大・塩出翔太が10000m28分55秒81の自己新!800mは金子1分46秒59、日本インカレ400m2連覇の田邉1分48秒16/日体大長距離競技会

2025.06.15

青学大・塩出翔太が10000m28分55秒81の自己新!800mは金子1分46秒59、日本インカレ400m2連覇の田邉1分48秒16/日体大長距離競技会

第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NDG)の1日目が6月14日に行われ、雨のなか、各組で好レースが繰り広げられた。 男子10000mでは2組で1着(28分53 […]

NEWS 中大勢が海外5000mレースで好走!溜池一太が13分25秒11の自己新、濵口大和は自己2番目13分37秒54

2025.06.15

中大勢が海外5000mレースで好走!溜池一太が13分25秒11の自己新、濵口大和は自己2番目13分37秒54

6月14日にオーストリア・ウィーンで行われた「Track Nigh Vienna」の5000mに中大の溜池一太(4年)とルーキー・濵口大和が出場し、溜池は13分25秒11の自己新、濵口も13分37秒54のセカンドベストを […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top