◇オレゴン世界陸上(7月15日〜24日/米国・オレゴン州ユージン)2日目
オレゴン世界陸上2日目のモーニングセッションに行われた男子ハンマー投。世界選手権4連覇中のパヴェウ・ファイデク(ポーランド)が今季世界最高の81m98を投げ、連勝記録を「5」に伸ばした。
大会前からファイデクと東京五輪金メダリストのボイチェフ・ノヴィツキ(ポーランド)との一騎打ちが予想されていた同種目。1投目はともに70m台中盤と静かな立ち上がりとなった。
試合が動いたのは2投目から。ノヴィツキが80m07と80m台に乗せると、ファイデクも80m58と応戦。続く3投目でノヴィツキが81m03でトップに立ったが、ファイデクが優勝を決める81m98で再逆転した。
世界選手権の個人5連覇は、男子棒高跳のセルゲイ・ブブカ(ソ連/ウクライナ)の6連覇(第1回~第6回)に次ぐ、歴代2位の偉業。昨年、優勝候補に挙げられた東京五輪で、銅メダルに終わった雪辱を果たした。
また、東京五輪銀のエイヴィンド・ヘンリクセン (ノルウェー)が80m87で3位に入り、メダリストの顔ぶれは2年連続で同じ3人となった。

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.05.02
東京世界陸上財団の副会長に中村倫治氏を選任 23年から東京都副知事を務める
-
2025.05.02
-
2025.05.02
-
2025.05.01
-
2025.05.01
2025.04.29
100mH田中佑美が予選トップ通過も決勝棄権「故障ではない」昨年の結婚も明かす/織田記念
-
2025.04.28
-
2025.04.26
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.05.02
やり投女王・北口榛花が25年初戦へ!デュプランティス、マフチフらとDL前日会見初登壇「トレーニングの成果がわかれば」
世界陸連ダイヤモンドリーグ(DL)第2戦の中国・柯橋大会を前日に控えた5月2日に有力選手の会見が行われ、今大会が25年シーズン初戦となる女子やり投の北口榛花(JAL)が登壇して意気込みを語った。 男子棒高跳のアルマンド・ […]
2025.05.02
東京世界陸上財団の副会長に中村倫治氏を選任 23年から東京都副知事を務める
公益財団法人東京2025世界陸上財団は5月2日に第26回理事会を開き、副会長の選定について決議を行い、東京都副知事で財団の理事を務める中村倫治氏を副会長とすることを発表した。 この決議は、これまで副会長を務めていた潮田勉 […]
2025.05.02
東京世界陸上「家庭の油 回収キャンペーン」開始!北口榛花「家庭の油で飛行機を飛ばしましょう!」
公益財団法人東京2025世界陸上財団は5月2日、「家庭の油 回収キャンペーン」をスタートしたことを発表した。 環境負荷の少ない大会運営の実現を目指す取り組みの一環。東京都と連携し、家庭や飲食店などから排出される食用油の回 […]
2025.05.02
九電工にケニア出身の18歳キプンゲノ・ニアマイアが加入
九電工は5月1日、ケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが同日付で加入したと発表した。 ニアマイアはケリンゲット高出身の18歳。5000mで13分49秒7の自己記録を持ち、今年2月の世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴ […]
2025.05.02
セイコーGGP海外選手発表 男子走高跳東京五輪5位スターク参戦 女子やり投に北口榛花の練習パートナー・シカコヴァ
日本陸連は5月2日、セイコーゴールデングランプリ(5月18日/東京・国立競技場)の出場選手第11弾を発表した。 新たに発表されたのは男女の走高跳とやり投の海外勢6名。男子走高跳では2021年東京五輪5位や、世界選手権で1 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)