HOME 国内、大学、世界陸上、日本代表
400mH 黒川和樹 50秒02で準決勝進出!序盤から攻めたレース披露「前半はスムーズにいけた」/世界陸上
400mH 黒川和樹 50秒02で準決勝進出!序盤から攻めたレース披露「前半はスムーズにいけた」/世界陸上


◇オレゴン世界陸上(7月15日〜24日/米国・オレゴン州ユージン)2日目

オレゴン世界陸上2日目のモーニングセッションに行われた男子400mハードル予選。1組に入った黒川和樹(法大)が、前半から攻めたレースを見せた。

前半のスピードが持ち味である黒川。それを世界の舞台でも披露して、グングンとスピードを上げていく。だが、隣のレーンの19年ドーハ大会、東京五輪銀メダルのライ・ベンジャミン(米国)に「惑わされてピッチをアップしてしまった」と言い、普段は5台目まで13歩で行くところを「4台目から5台目のところで14歩になってしまいました」とリズムに乗れないところもあった。

後半はややスピードが落ちたものの、最後まで粘りを見せてフィニッシュ。50秒02の4着に入って準決勝へ駒進めた。

「前半はスムーズにいけた」と世界にも通用するほどのスピードを評価。さらに「失敗レースでこのタイムならまぁまぁです」と振り返った。

昨年の東京五輪は緊張で力を発揮できずに予選敗退。今回はその悔しさをまずは晴らすことができた。だが、黒川が目指す場所はその先にある。「準決勝で自分の走りをすればいける。決勝にいきたい」と力強く語った。

◇オレゴン世界陸上(7月15日〜24日/米国・オレゴン州ユージン)2日目 オレゴン世界陸上2日目のモーニングセッションに行われた男子400mハードル予選。1組に入った黒川和樹(法大)が、前半から攻めたレースを見せた。 前半のスピードが持ち味である黒川。それを世界の舞台でも披露して、グングンとスピードを上げていく。だが、隣のレーンの19年ドーハ大会、東京五輪銀メダルのライ・ベンジャミン(米国)に「惑わされてピッチをアップしてしまった」と言い、普段は5台目まで13歩で行くところを「4台目から5台目のところで14歩になってしまいました」とリズムに乗れないところもあった。 後半はややスピードが落ちたものの、最後まで粘りを見せてフィニッシュ。50秒02の4着に入って準決勝へ駒進めた。 「前半はスムーズにいけた」と世界にも通用するほどのスピードを評価。さらに「失敗レースでこのタイムならまぁまぁです」と振り返った。 昨年の東京五輪は緊張で力を発揮できずに予選敗退。今回はその悔しさをまずは晴らすことができた。だが、黒川が目指す場所はその先にある。「準決勝で自分の走りをすればいける。決勝にいきたい」と力強く語った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.09.16

世界女王・北口榛花に特製『やり投ハイチュウ』贈呈!「やりより重たい」

女子やり投でパリ五輪金メダルに輝いた北口榛花(JAL)が9月16日に帰国し、都内で会見を開いた。その席でサプライズが待っていた。 7月16日にサポート契約を結んだ森永製菓から、やり投を模したケースにハイチュウなど、お菓子 […]

NEWS やり投世界一・北口榛花「悩み、もがき続けた1年」五輪金メダルとDLトロフィーとともに凱旋帰国

2024.09.16

やり投世界一・北口榛花「悩み、もがき続けた1年」五輪金メダルとDLトロフィーとともに凱旋帰国

女子やり投の北口榛花(JAL)が9月16日に帰国し、都内で会見を開いた。 光り輝くパリ五輪金メダルとダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルを手に帰国した北口。冒頭で「オリンピックとダイヤモンドリーグ・ファイナルと重要な試合 […]

NEWS 女子やり投アジア選手権入賞の久世生宝が今季限りで引退 「感謝の気持ちでいっぱい」

2024.09.16

女子やり投アジア選手権入賞の久世生宝が今季限りで引退 「感謝の気持ちでいっぱい」

女子やり投の久世生宝(コンドーテック)が9月15日、10月の佐賀国民スポーツ大会を最後に現役引退することを明らかにした。 久世は岡山県出身の29歳。幼少期から陸上に親しみ、中学では短距離が専門。倉敷中央高校進学後、体力強 […]

NEWS 女子やり投・右代織江が引退 08年インターハイ、19年茨城国体優勝

2024.09.16

女子やり投・右代織江が引退 08年インターハイ、19年茨城国体優勝

9月15日、女子やり投の右代織江(アースコンシャス)が自身のSNSを更新。今季限りで現役を引退すことを発表した。 右代は北海道出身の34歳。十種競技日本記録保持者の右代啓祐(国士舘クラブ)を兄に持ち、中学から陸上を始めた […]

NEWS 11年世界選手権男子400m銅メダルのケヴィン・ボルレーが引退 “ボルレー兄弟”で4×400mRでも活躍

2024.09.16

11年世界選手権男子400m銅メダルのケヴィン・ボルレーが引退 “ボルレー兄弟”で4×400mRでも活躍

男子400mのケヴィン・ボルレー(ベルギー)が、9月14日のDLファイナルとなったメモリアルヴァンダムで引退レースを行った。 1988年に双子としてジョナサンとともに生まれたケヴィン。ジュニア期から400mを中心に活躍し […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年10月号 (9月13日発売)

2024年10月号 (9月13日発売)

●Paris 2024 Review
●別冊付録/学生駅伝ガイド 2024 秋
●福井全中Review
●東京世界選手権まであと1年
●落合晃の挑戦

page top