2021.11.14
来年元日の第66回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の予選を兼ねた第64回関西実業団対抗駅伝は11月14日、和歌山県田辺市の龍神行政局をスタート、龍神体育館をフィニッシュとする7区間80.45kmで行われ、SGホールディングスが大会新の3時間55分00秒で2年ぶり8回目の優勝を果たした。
SGホールディングスは1区こそ先頭から17秒差の6位だったが、2区のアンティパス・キベットが区間賞で先頭のNTT西日本に3秒差まで詰め寄ると、3区の三上嵩斗でトップに浮上。4区では千葉直輝が、前回大会で阿部弘輝(住友電工)がマークした区間記録を3秒更新する26分41秒で走破し、リードを18秒から43秒まで拡大した。
さらに6区では鈴木塁人が、前回自身がマークした区間記録を20秒更新する32分12秒をマーク。アンカーの川端千都も区間賞で締め、2位の大塚製薬に2分08秒差をつけた。
3位は6区、7区で盛り返した住友電工が入り、4位はNTT西日本。ニューイヤー駅伝出場権の最後の1枠となる5位には大阪府警が食い込み、6年ぶりに予選を突破した。
第6中継点で3位通過だった大阪ガスは6位に終わり、3年連続のニューイヤー駅伝出場を逃した。
●チーム成績
①SGホールディングス 3.55.00
②大塚製薬 3.57.08
③住友電工 3.57.29
④NTT西日本 3.57.44
⑤大阪府警 3.58.46
===以上、全日本大会に出場===
⑥大阪ガス 3.59.18
⑦NARA-Xアスリーツ 4.23.46
⑧KEPJT 4.26.19
⑨GRlab 4.29.04
⑩DEEARS 4.30.05
⑪大阪市役所 4.46.48
途中棄権 兵庫県警
●区間賞
1区(12.6km) 永信 明人(大阪府警) 38.00
2区(7.68km) アンティパス・キベット(SGホールディングスグループ) 22.18
3区(10.87km) 野中 優志(大阪ガス) 30.26
4区(9.5km) 千葉 直輝(SGホールディングスグループ) 26.41=区間新
5区(16.0km) 上門 大祐(大塚製薬) 47.22
6区(11.0km) 鈴木 塁人(SGホールディングスグループ) 32.12=区間新
7区(12.8km) 川端 千都(SGホールディングスグループ) 37.15
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