2012年ロンドン五輪男子走幅跳の金メダリスト・G.ラザフォード(英国)がボブスレーで来年の北京冬季五輪の出場権獲得へ向け、英国のボブスレーチームに選出されていることがわかった。自身のInstagramで英国の国際ボブスレー・スケルトン連盟(IBSF)ワールドカップサーキットの4人乗りボブスレーチームの一員に選ばれたことを発表している。
2022年北京冬季五輪に出場するためには、今年から来年にかけて各地で開催されるワールドカップで7回の予選大会のうち、少なくとも3回でトップ12に入る必要がある。
1986年11月生まれで、現在34歳のラザフォードはロンドン五輪の他、15年北京世界選手権でも金メダルを獲得。16年リオ五輪では銅メダルだった。ケガを理由に18年に引退したが、今年4月にボブスレーを始めた。英国では初となる夏季、冬季両方での五輪メダル獲得者を目指している。
過去にも陸上からボブスレーに転向したケースは多数あり、アテネ五輪女子100m銀メダル、12年ロンドン五輪4×100mリレー金メダルメンバーのL.ウィリアムス(米国)は14年ソチ冬季五輪のボブスレー2人乗りで銀メダルを獲得している。
日本では男子短距離の宮崎久が14年ソチ五輪の日本代表に選ばれており、現役選手でも女子短距離の君嶋愛梨沙(土木管理総合)が17年ボブスレー世界選手権の2人乗りで日本勢初となる7位入賞を果たした。また、女子三段跳で日本選手権3連覇中の森本麻里子(内田建設)がボブスレーに取り組んだ経歴を持つ。

RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.09.01
日本陸連が東京世界陸上を前に声明「誹謗中傷を許さず」「力強い声援を広げる」
2025.09.01
夏開催の九州選抜高校駅伝 小林が中盤以降独走して2時間8分30秒で制覇
-
2025.09.01
-
2025.09.01
-
2025.09.01
-
2025.09.01
2025.08.27
アディダス アディゼロから2025年秋冬新色コレクションが登場!9月1日より順次販売
2025.08.25
日本選手権男子400mの結果が訂正 佐藤風雅がレーン侵害で失格から優勝へ 今泉が2位
-
2025.08.31
-
2025.08.27
2025.08.16
100mH・福部真子12秒73!!ついに東京世界選手権参加標準を突破/福井ナイトゲームズ
-
2025.08.27
-
2025.08.19
-
2025.08.24
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.09.01
東京2025世界陸上POPUP HANEDAが開設!羽田空港第1ターミナルに期間限定オープン
公益財団法人東京2025世界陸上財団は9月1日、羽田空港第1ターミナル2階に「東京2025世界陸上POPUP HANEDA」が9月2日から期間限定でオープンすることを発表した。 設置場所は羽田空港第1ターミナル2階出発ロ […]
2025.09.01
夏開催の九州選抜高校駅伝 小林が中盤以降独走して2時間8分30秒で制覇
第30回九重町長杯九州選抜高校駅伝が8月31日、大分県九重町の飯田高原千町無田周回コース(男子7区間42.195km)で行われ、小林(宮崎)が2時間8分30秒で2017年大会以来の優勝を遂げた。 小林は1区でトップと2秒 […]
2025.09.01
【男子110mJH】齋藤玲旺(倉敷一中3) 14秒07=中学歴代5位
8月30日、岡山県ジュニア選手権が津山市の津山陸上競技場で行われ、U20規格で行われた男子110mハードル(高さ:0.991m)において、齋藤玲旺(倉敷一中3)が14秒07(-0.6)で優勝。中学歴代では5位の好タイムと […]
2025.09.01
円盤投・ペターションが引退表明 東京五輪銀メダリスト「人生の大部分を占めていた競技を去るのは不思議な気持ち」
男子円盤投の東京五輪銀メダリスト、S.ペターション(スウェーデン)が自身のSNSで引退を表明した。 ペターションは1994年生まれの31歳で、自己記録は22年にマークした70m42。東京五輪ではD.ストールとともにスウェ […]
Latest Issue
最新号

2025年9月号 (8月12日発売)
衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99