9月4日、ダイヤモンドリーグ(DL)ブリュッセル大会がベルギーで開催され、3種目で大会記録が更新された。
男子棒高跳の世界記録(6m18)保持者で東京五輪金メダリストA.デュプランティス(スウェーデン)は6m05で優勝し、昨年自身が作った大会記録を5cm更新。6m05のあとは世界記録更新を狙って6m19にバーを上げたが、この高さのクリアはならなかった。
女子1マイルではS.ハッサン(オランダ)が4分14秒74の大会新V。ハッサンはこの種目の世界記録(4分12秒33、19年)を持っており、今大会での記録は自身3番目の記録、パフォーマンス世界歴代5位。東京五輪でも10000m、5000m金メダル、1500m銀メダルと長距離界を席巻している。
男子400mに勝ったのは大会新44秒03をマークしたM.チェリー(米国)。東京五輪で4位に入った際にマークした44秒21の自己記録を0.18秒更新した。男子100mは東京五輪銀メダルのF.カーリー(米国)が9秒94(+0.1)で勝利。カーリーは先週のDLパリ大会の200mを19秒79で制し、400mでも過去に複数回優勝(18年、19年)しており、ダイヤモンドリーグでこの3種目に優勝した初のスプリンターとなった。
女子200mは18歳で東京五輪銀メダルのC.ムボマ(ナミビア)が21秒84(+0.4)でV。2位、3位のS.ジャクソン(ジャマイカ/21秒95)、D.アッシャー・スミス(英国/22秒04)ら実力者を抑えた。

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.06.15
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.16
800m昨年全国8位の菊池晴太が1分50秒03の大会新V「収穫と悔しさがある」400mH長谷川桜介が51秒19、三段跳の菅野穂乃は大会新/IH東北
◇インターハイ東北地区大会(6月13~16日/青森・カクヒログループアスレチックスタジアム)3日目 広島インターハイを懸けた東北地区大会の3日目が行われ、男子800mは菊池晴太(盛岡第四3岩手)が1分50秒03の大会新で […]
2025.06.16
200mはバログン・ハル23秒77の高2歴代5位で400mとの2冠 東島権治21秒06 やり投は松本65m05、走高跳は清水2連覇/IH南関東
◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場) 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の3日目が行われ、女子200mでバログン・ハル(市川2千葉)が従 […]
2025.06.16
走幅跳IH2位の成澤柚日が自己新6m11で3連覇!柴田弥聖が2年連続ロングスプリント2冠/IH北関東
◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/栃木県宇都宮市・県総合運動公園カンセキスタジアム) 広島インターハイを懸けた北関東地区大会の2日目が行われ、女子走幅跳で成澤柚日(共愛学園3群馬)が自己新の6m11(+1. […]
2025.06.16
円盤投・松元美春が最終投てきで大逆転連覇&3年連続IHへ!走幅跳・木浦が自己新連発7m20、大混戦800mは田中が2年生V/IH南九州
◇インターハイ南九州地区大会(6月13~16日/熊本市・えがお健康スタジアム)3日目 広島インターハイを懸けた南九州地区大会の3日目が行われ、女子円盤投は松元美春(出水3鹿児島)が39m42で2連覇を達成した。 広告の下 […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会