HOME 東京五輪、海外、五輪
クルーザー砲丸投史上4人目の連覇!自身の世界記録まであと7cmに迫る五輪新
クルーザー砲丸投史上4人目の連覇!自身の世界記録まであと7cmに迫る五輪新


写真/時事
◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技7日目

陸上競技7日目のモーニングセッション男子砲丸投決勝は、世界記録保持者R.クルーザー(米国)が貫禄を見せた。

全米五輪選考会で23m37の世界記録を樹立した前回王者のクルーザー。1回目に22m83と、リオ五輪で出した22m52の五輪記録をあっさりと塗り替えた。さらに2回目に22m93。優勝を決めた6回目には、23m30のビッグショット。ただ1人6投すべてで22mオーバーと、7.26kgの鉄球を誰よりも遠くへ飛ばして世界一に君臨した。

父も砲丸投で20m以上、円盤投で67m以上を投げている元アスリートで、2人のおじも元投てき選手という“投てき一家”に育ったクルーザー。試合後は、家族が見守るモニターに向けて「GradPA, We did it 2020 Olympic Champion!(おじいちゃん、オリンピックチャンピオンになったよ!)」と書いた紙を見せて涙を拭いた。

2位にJ.コヴァクスが22m60の好記録で入り米国ワンツー。3位はT.ウォルシュで22m47と、3人が22m以降。世界の頂点で切磋琢磨する3人によるリオ五輪とまったく同じ順位での決着となった。

写真/時事 ◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技7日目 陸上競技7日目のモーニングセッション男子砲丸投決勝は、世界記録保持者R.クルーザー(米国)が貫禄を見せた。 全米五輪選考会で23m37の世界記録を樹立した前回王者のクルーザー。1回目に22m83と、リオ五輪で出した22m52の五輪記録をあっさりと塗り替えた。さらに2回目に22m93。優勝を決めた6回目には、23m30のビッグショット。ただ1人6投すべてで22mオーバーと、7.26kgの鉄球を誰よりも遠くへ飛ばして世界一に君臨した。 父も砲丸投で20m以上、円盤投で67m以上を投げている元アスリートで、2人のおじも元投てき選手という“投てき一家”に育ったクルーザー。試合後は、家族が見守るモニターに向けて「GradPA, We did it 2020 Olympic Champion!(おじいちゃん、オリンピックチャンピオンになったよ!)」と書いた紙を見せて涙を拭いた。 2位にJ.コヴァクスが22m60の好記録で入り米国ワンツー。3位はT.ウォルシュで22m47と、3人が22m以降。世界の頂点で切磋琢磨する3人によるリオ五輪とまったく同じ順位での決着となった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

PR

2025.05.01

KIPRUNが環境に優しい新たなシューズを発表 接着剤不使用の「KIPX」はリサイクル可能な次世代アイテム

KIPRUNは4月上旬、フランス・パリで発表会を行い、新たなブランドロゴを発表するとともに、今後日本国内でも発売を予定している新モデルシューズを発表した。 競歩世界チャンピオンも愛用したシューズ 2021年にブランド初の […]

NEWS セイコーGGPトラック種目の海外選手を発表! 100mにパリ五輪4継金メダルブレーク、110mHに同7位ベネットら

2025.05.01

セイコーGGPトラック種目の海外選手を発表! 100mにパリ五輪4継金メダルブレーク、110mHに同7位ベネットら

日本陸連は5月1日、セイコーゴールデングランプリ2025(5月18日/東京・国立競技場)の出場選手第10弾としてトラック種目の海外選手を発表した。 男子100mには昨年のパリ五輪男子4×100mリレーで金メダルのジェロー […]

NEWS 坂井隆一郎、中島佑気ジョセフ、水久保漱至らがケガのため欠場/セイコーGGP

2025.05.01

坂井隆一郎、中島佑気ジョセフ、水久保漱至らがケガのため欠場/セイコーGGP

5月1日、日本陸連はセイコーゴールデングランプリ(5月18日/東京・国立競技場)の欠場者を発表した。 日本人選手で欠場するのは、男子100mの坂井隆一郎(大阪ガス)、同200mの水久保漱至(宮崎県スポ協)、同400mの中 […]

NEWS アジア選手権男子400m中島佑気ジョセフが故障のため辞退 44秒台の佐藤風雅が代表入り

2025.05.01

アジア選手権男子400m中島佑気ジョセフが故障のため辞退 44秒台の佐藤風雅が代表入り

日本陸連は5月1日、韓国・クミで開催されるアジア選手権の代表選手の入れ替えを発表した。 男子400mで選出されていた中島佑気ジョセフ(富士通)が辞退。右ハムストリングスのケガのためとしている。中島は昨年のパリ五輪代表。4 […]

NEWS 東京メトロに伊東明日香が入部 「競技が続けられる環境があることに感謝」

2025.05.01

東京メトロに伊東明日香が入部 「競技が続けられる環境があることに感謝」

東京メトロは5月1日、伊東明日香が入部したと発表した。今年3月31日に埼玉医科大グループを退部していた。 伊東は東京・順天高時代から全国高校駅伝に出場。東洋大進学後は全日本女子大学駅伝や富士山女子駅伝など全国大会に出走し […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top