2026.04.29
◇第60回織田記念(4月29日/広島広域公園)
日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、女子やり投は山元祐季(高田工業所)が日本歴代7位の61m45で優勝した。
6回目にビッグスローが生まれ、力強くガッツポーズした。「行ったという感覚はなかったのですが、伸びてくれと思っていました。すごくうれしかったです」。
練習投てきから「悪くない投げができていた」。だが、1回目は57m80。そこから、「ラストクロスが刻めていたなかったところを修正し、練習と同じような動きをできました」と、徐々に感覚を研ぎすませて6回目の逆転スローにつなげた。
この冬はウエイトトレーニングにも励み体重も3、4kgアップ。「身体が硬いのでストレッチも毎日やりました」。そのなかで「しっかり助走できるように」と投てきにつなげていった。
鹿児島女高時代に51m39を投げ、インターハイ2位。九州共立大では4年時に右肩を痛めて1年半ほど苦しんだ。それでも、その能力は疋田晃久監督も高く評価。院2年時に59m57を放ち、日本選手権4位も日本代表まであと一歩が続いた。
学生での引退の意向もあり、教員を志したが家族や仲間、疋田監督らに「自分がやれるところまでやったら」と背中を押された。
同大勢では北口榛花(JAL)のライバルだった先輩・山下実花子の59m94が最高で「ずっと超えたいと思っていたので報告したい」と笑顔を見せる。
「日本選手権に向けてしっかり調整したいですし、世界大会に出るのが目標」。これで名古屋アジア大会の派遣設定記録もクリアし、日本選手権で優勝すれば代表内定。ビッグアーチをステップに初の日本代表を狙う。
女子やり投日本歴代10傑をチェック
67.38 北口榛花(JAL) 2023. 9. 8 63.80 海老原有希(スズキ浜松AC) 2015. 5.10 62.88 森友佳(ニコニコのり) 2019. 6.28 62.39 武本紗栄(大体大4) 2021. 6. 5 62.37 斉藤真理菜(国士大4) 2017. 8.25 62.20 上田百寧(ゼンリン) 2025. 8.22 61.45 山元祐季(高田工業所) 2026. 4.29 61.15 三宅貴子(ミキハウス) 2001. 5. 6 61.10 長麻尋(国士舘クラブ) 2023. 5. 6 60.86 宮下梨沙(大体大TC) 2016. 9.24RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2026.04.29
-
2026.04.29
-
2026.04.28
2026.04.24
吉岡大翔が10000m2位 苦しんだ3年間「自分なりの陸上が確立できている」/日本IC
-
2026.04.22
-
2026.04.25
-
2026.04.25
2026.03.31
日本郵政グループに名城大のエース・米澤奈々香と1万m高校歴代2位の吉田彩心が入社
-
2026.03.31
-
2026.04.24
Latest articles 最新の記事
2026.04.29
やり投・山元祐季が日本歴代7位の61m45!「伸びてくれと思っていた」アジア大会派遣設定記録クリア/織田記念
◇第60回織田記念(4月29日/広島広域公園) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、女子やり投は山元祐季(高田工業所)が日本歴代7位の61m45で優勝した。 広告の下にコンテンツが続きます 6回目にビッグスローが生 […]
2026.04.29
【大会結果】第60回織田幹雄記念国際(2026年4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島)
【大会結果】第59回織田幹雄記念国際(2025年4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) ●男子 100m(-0.2) 1位 山本匠真(広島大) 10秒37 2位 多田修平(住友電工) 10秒40 3位 デーデー […]
2026.04.29
女子短距離金メダル21個の40歳・フェリックスが現役復帰へ 自身6度目五輪となる2028年ロス大会出場を目指す
世界的なスプリンターだったA.フェリックス(米国)が現役復帰することが米国のニュース雑誌「タイム」誌を通じて明らかになった。2028年に米国・ロサンゼルスで開催される五輪で、自身6度目の五輪出場を目指すプロジェクトとして […]
2026.04.29
東京世界陸上100mワン・ツーのセヴィルとトンプソンのジャマイカ2選手が世界リレー出場辞退
5月2日、3日にボツワナ・ハボローネで開催される世界リレーのジャマイカ代表に選ばれていた、男子短距離のO.セヴィルとS.トンプソンが出場を辞退したことがわかった。 東京世界選手権100m金メダルのセヴィルは、航空券の費用 […]
2026.04.29
山縣亮太が100m欠場「全力で走るとリスクが高い」右脚の張り感じ/織田記念
◇第60回織田記念(4月29日/広島広域公園) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、男子100mの日本記録保持者・山縣亮太(セイコー)が欠場した。 広告の下にコンテンツが続きます 9秒95の日本記録を持つ山縣。前日 […]
Latest Issue
最新号
2026年5月号 (4月14日発売)
2026シーズン展望
中距離特集ほか