青学大は4月4日、相模原キャンパスで陸上競技部(長距離ブロック)女子駅伝チームの創設記者会見を開いた。
男子と兼任する原晋監督や“1期生”となる芦田和佳(京都・立命館宇治高卒)と池野絵莉(兵庫・須磨学園高卒)ら大学関係者とパートナー企業の代表者が出席。原晋監督は「我々は女子駅伝チームが一生懸命走っている姿を見ていただいて、それぞれのカテゴリーの方が、明るく前向きになれるようにスポーツを通して発信していきたいと思っています」と意義を強調した。
さらには女子長距離を巡る現状について、1500mや3000mのトラック種目の高校記録の変遷や、全国高校駅伝の都道府県予選会の女子単独チームの出場校数の減少を挙げ、「批判ではなく、事実と整理させていただきました。危機的状況だと思っています。これまで低迷してきた女子陸上界をより盛り上げていく存在になっていきたいです」と力を込める。
現状では2人しかいないため、「関東インカレや日本選手権、あるいはオリンピック、世界選手権代表選手を輩出を目指していきたい」。来年以降は1年で2人か3人程度を増やしていき、来年の全日本大学女子駅伝初出場・初優勝、28年2月の全国大学対校男女混合駅伝の初出場・初優勝、同年12月の富士山女子駅伝の初出場・初優勝を目指していく。
女子チームの立ち上げは「6、7年ぐらい前から大学関係者から軽く打診があったのは事実です」。しかし、当時はまだ男子のほうに物足りなさを感じたと明かし、「キーワードは女子選手の自立。そこを促して、結果として雇用が守られる、競技人口が上がる、記録が上がる。それを結果としてみなさんが喜ぶ。そういう思いでやっていきたいと思います」と話す。
当面は男子が生活する町田寮から200mほどの学生寮のワンフロアで生活。食事は町田寮で男子とともに取っている。4月から加入したOBの橋本崚コーチが主に担当するが、原監督は「女子については100%私が仕掛けをして育成していきます。5000mや10000mを走るためのトレーニングをし質と量を考えてやっていきます」と意気込んだ。
青学大陸上部は1918年に創部。男子長距離は1943年に箱根駅伝に初出場している。特に2004年に原監督が就任してから力を伸ばし、15年に箱根駅伝初優勝。今年1月の第102回大会では総合3連覇を果たすなど、直近12年で9度の総合優勝と強さを示している。
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