2026.02.10
男子長距離の平和真(花王)が自身のSNSを更新し、今季限りでの現役引退を発表した。
愛知県出身の31歳。高校から本格的に陸上を始め、名門・豊川工高のエースとして活躍し、3年時には5000mで13分55秒64を出し、世界ジュニア選手権代表にもなった。インターハイでは日本人トップ(3位)、国体では3位。同学年の西山雄介(伊賀白鳳高、現・トヨタ自動車)とライバルとして切磋琢磨した。
早大に進学すると、1年目から主力に。全日本大学駅伝では大迫傑(現・リーニン)からタスキを受けて3区区間7位で総合4位に貢献。箱根駅伝も4区区間2位で総合4位だった。
箱根駅伝では2年時も4区(区間9位)、4年時は3区区間2位。トラックでも日本インカレ入賞や日本選手権出場と力を発揮した。
17年にカネボウ(現・花王)に入社。19年の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)では3区を務めてトップ8に貢献した。10000mでは18年に28分16秒22の自己新。マラソンにも挑戦し、24年の別府大分毎日マラソンは2時間15分10秒だった。
平は「叩けど叩けど思うように動いてくれなかった身体にイライラしたりガッカリすることがここ何年かで増えました」とし、「若い時の身体作り」「きついところを超えるメンタル」が足りなかったと心境を綴る。
そうしたなか、高校からの16年間の競技生活は「多くの方に支えていただき、応援してくださったお陰。今まで応援してくださって本当にありがとうございました」と感謝した。
全日本実業団ハーフマラソンは1時間9分46秒の176位。東京マラソンにもエントリーしており、「苦しいことのほうが多かった競技人生で、最後くらいは笑顔でゴールしたい」と意気込みを綴っている。
社会人以降はなかなか結果に表れなかったが、高校時代からトラックにこだわり強さを示してきた世代を牽引するランナーの1人だった。
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