TBSでオールスター体育祭が放送され、番組内では「オールスター感謝祭」でもおなじみの赤坂5丁目ミニマラソンが行われた。
レースには1991年東京世界選手権男子マラソン金メダリストで65歳になった谷口浩美さん、レジェンドランナーとして、福士加代子さん、小林祐梨子さんが参戦。現役では長距離以外からも十種競技の右代啓祐(国士舘クラブ)、君嶋愛梨沙(土木管理総合)がエントリーした。
そして、東京世界選手権を沸かせた日本代表からは、女子5000m代表の山本有真(積水化学)が2年連続で参戦したほか、男子35km競歩銅メダリストの勝木隼人(自衛隊体育学校)が“競歩”で出場した。さらに、男子10000m銀メダリストで、ハーフマラソン前世界記録保持者のヨミフ・ケジェルチャ(エチオピア)が来日して出場した。
芸能人も含めて、ハンディをつけてスタート。「心臓破りの坂」が名物のコース4.5kmを駆け抜けた。ケジェルチャは最初にスタートした谷口さんから最大8分15秒差のハンディをつけて最後に走り出した。
複数人でタスキをつないだチームを含め、ケジェルチャは“25人”をごぼう抜き。雨が降るなか、周回のラスト1周、最後の坂で一気にトップに立って優勝。賞金30万円を手にし、「とても大変なレースでした」と笑顔を見せた。2、3位に続いて、山本有真が4位フィニッシュして見せ場を作った。
スタジオゲストには、東京世界選手権に出場した他にも中島佑気ジョセフ(富士通)、栁田大輝(東洋大)、守祐陽(大東大)、長沼元(スズキ)、赤松諒一(SEIBU PRINCE)、吉川絢斗(サンベルクス)、吉津拓歩(ミキハウス)、松本奈菜子(東邦銀行)、瀬古優斗(FAAS)、野本周成(愛媛競技力本部)、ディーン元気(ミズノ)、郡菜々佳(新潟アルビレックスRC)、橋岡優輝(富士通)、伊藤陸(スズキ)、岡田久美子(富士通)、さらには男子ハンマー投金メダリストのイーサン・カツバーグ(カナダ)も出演、さまざまなコーナーにも登場して番組を盛り上げている。
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