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2025.09.26

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ベテラン・伊澤菜々花が1万m日本人トップの5位「悔しい結果。自分から仕掛けることができなかった」/全日本実業団
ベテラン・伊澤菜々花が1万m日本人トップの5位「悔しい結果。自分から仕掛けることができなかった」/全日本実業団

25年全日本実業団女子10000mで日本人トップの5位だった伊澤菜々花

◇第73回全日本実業団対抗選手権(9月26日~28日/山口市・維新みらいふスタジアム)

全日本実業団対抗選手権の1日目が行われ、女子10000mはオマレ・ドルフィン・ニャボケ(ユニクロ)が32分25秒43で優勝した。

4位まで外国籍選手が続き、日本人トップは終盤まで先頭集団に食らいついた伊澤菜々花(スターツ)。32分32秒82で5位に入った。

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入りの1000mは3分20秒。ペース変化が激しく、2000mから3000mまで3分26秒まで落ちたかと思えば、次の1000mは3分15秒にアップ。26~27度近い気温で、湿度も70%前後のなか、次々と選手が後退していく。5000mを16分37秒で通過した先頭集団に、昨年のパリ五輪に出場した小海遥(第一生命グループ)も食らいついたが、徐々に離れていく。

6000mから7000mまでは3分10秒に上がるなど、後半も揺さぶりが続き、外国籍選手がリード。最後はドルフィン・ニャボケが残り1000mを2分54秒でカバーして1位フィニッシュした。

34歳の伊澤は愛知・豊川高、順大を経てユニバーサルエンターテインメントに入社。その後、現役を一度退き、昨年スターツに加入すると、昨年11月には5000mで15分25秒90、12月には10000mで31分44秒85と自己ベストをマークした。

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伊澤は「優勝を目指していたのでちょっと悔しい結果。自分から仕掛けることができなかったです。この後はチームが目標にしているプリンセス駅伝で自分が区間賞を取って、チームを良い流れに乗せていきたい」と語った。

◇第73回全日本実業団対抗選手権(9月26日~28日/山口市・維新みらいふスタジアム) 全日本実業団対抗選手権の1日目が行われ、女子10000mはオマレ・ドルフィン・ニャボケ(ユニクロ)が32分25秒43で優勝した。 4位まで外国籍選手が続き、日本人トップは終盤まで先頭集団に食らいついた伊澤菜々花(スターツ)。32分32秒82で5位に入った。 入りの1000mは3分20秒。ペース変化が激しく、2000mから3000mまで3分26秒まで落ちたかと思えば、次の1000mは3分15秒にアップ。26~27度近い気温で、湿度も70%前後のなか、次々と選手が後退していく。5000mを16分37秒で通過した先頭集団に、昨年のパリ五輪に出場した小海遥(第一生命グループ)も食らいついたが、徐々に離れていく。 6000mから7000mまでは3分10秒に上がるなど、後半も揺さぶりが続き、外国籍選手がリード。最後はドルフィン・ニャボケが残り1000mを2分54秒でカバーして1位フィニッシュした。 34歳の伊澤は愛知・豊川高、順大を経てユニバーサルエンターテインメントに入社。その後、現役を一度退き、昨年スターツに加入すると、昨年11月には5000mで15分25秒90、12月には10000mで31分44秒85と自己ベストをマークした。 伊澤は「優勝を目指していたのでちょっと悔しい結果。自分から仕掛けることができなかったです。この後はチームが目標にしているプリンセス駅伝で自分が区間賞を取って、チームを良い流れに乗せていきたい」と語った。

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