HOME 海外

2025.08.03

マクローリン・レヴロンが400m48秒90で圧勝! 100mHラッセルは12秒22でV/全米選手権
マクローリン・レヴロンが400m48秒90で圧勝! 100mHラッセルは12秒22でV/全米選手権

五輪400mHで連覇を飾ったマクローリン・レヴロン

◇2025全米選手権(7/31~8/3、ユージン)3日目

全米選手権の3日目が8月2日に行われ、女子400mはS.マクローリン・レヴロンが48秒90のサードベストで優勝を飾り、東京世界世界選手権の代表に内定した。

女子400mハードルで50秒37の世界記録を持ち、五輪では東京、パリと連覇を飾っているマクローリン・レヴロン。今季は新たなチャレンジとして、全米選手権は400mハードルには出場せず、400mのみにエントリーしていた。

広告の下にコンテンツが続きます

レースでは100m付近から先頭に立ち、200mは23秒3で通過。後半もスピードの落ち込みを最小限に抑えると2位のI.ウィッタカーに0.69秒差をつける快勝となった。

女子100mハードルではパリ五輪金メダルのM.ラッセルが12秒22(+0.7)で優勝。今年5月には世界記録にあと0.05に迫る世界歴代2位の12秒17をマークしている。今回はセカンドベストで全米2連覇を飾った。

男子1500mではJ.コエチが3分30秒17の自己新V。2位のE.ストランドも自己新の3分30秒25で続き、パリ五輪金メダルのC.ホッカーは3分30秒37で3位だった。パリ五輪5位のH.ケスラー、同銅メダルのY.ヌグセが4位、5位に終わり、東京世界選手権には届かなかった。

女子砲丸投は世界選手権2連覇中のC.ジャクソンが20m84で快勝。男子400mはJ.パターソンが44秒16でそれぞれ優勝した。女子三段跳では、パリ五輪で走幅跳・三段跳でいずれも銅メダルを獲得しているJ.ムーアが14m68(+1.8)で2連覇。全米1日目の走幅跳は6m82で5位だったがこの種目で東京行きを決めた。女子1500mはN.ヒルツが4分03秒15で3連覇。男子棒高跳はA.ミラーが自己新の5m92で制した。

このほか、男子110mハードルの予選が行われ、パリ五輪金のG.ホロウェイが13秒15(-0.4)、今季12秒87をマークしているC.ティンチが13秒34(-0.1)でそれぞれ通過。22年世界選手権銀メダリストのT.カニンガムが13秒10(+1.0)のトップタイムをマークしている。

◇2025全米選手権(7/31~8/3、ユージン)3日目 全米選手権の3日目が8月2日に行われ、女子400mはS.マクローリン・レヴロンが48秒90のサードベストで優勝を飾り、東京世界世界選手権の代表に内定した。 女子400mハードルで50秒37の世界記録を持ち、五輪では東京、パリと連覇を飾っているマクローリン・レヴロン。今季は新たなチャレンジとして、全米選手権は400mハードルには出場せず、400mのみにエントリーしていた。 レースでは100m付近から先頭に立ち、200mは23秒3で通過。後半もスピードの落ち込みを最小限に抑えると2位のI.ウィッタカーに0.69秒差をつける快勝となった。 女子100mハードルではパリ五輪金メダルのM.ラッセルが12秒22(+0.7)で優勝。今年5月には世界記録にあと0.05に迫る世界歴代2位の12秒17をマークしている。今回はセカンドベストで全米2連覇を飾った。 男子1500mではJ.コエチが3分30秒17の自己新V。2位のE.ストランドも自己新の3分30秒25で続き、パリ五輪金メダルのC.ホッカーは3分30秒37で3位だった。パリ五輪5位のH.ケスラー、同銅メダルのY.ヌグセが4位、5位に終わり、東京世界選手権には届かなかった。 女子砲丸投は世界選手権2連覇中のC.ジャクソンが20m84で快勝。男子400mはJ.パターソンが44秒16でそれぞれ優勝した。女子三段跳では、パリ五輪で走幅跳・三段跳でいずれも銅メダルを獲得しているJ.ムーアが14m68(+1.8)で2連覇。全米1日目の走幅跳は6m82で5位だったがこの種目で東京行きを決めた。女子1500mはN.ヒルツが4分03秒15で3連覇。男子棒高跳はA.ミラーが自己新の5m92で制した。 このほか、男子110mハードルの予選が行われ、パリ五輪金のG.ホロウェイが13秒15(-0.4)、今季12秒87をマークしているC.ティンチが13秒34(-0.1)でそれぞれ通過。22年世界選手権銀メダリストのT.カニンガムが13秒10(+1.0)のトップタイムをマークしている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.04

ロジスティード初制覇!前回優勝GMOが2位、初陣M&Aが初ニューイヤー、コニカミノルタら全日本復活3チーム/東日本実業団駅伝

◇第66回東日本実業団対抗駅伝(11月3日/埼玉・熊谷スポーツ文化公園競技場及び公園内特設周回コース:7区間74.6km) 第66回東日本実業団対抗駅伝が行われ、東日本枠「12」と第70回記念枠「1」(13位以下で最上位 […]

NEWS “走る伝説”キプチョゲが第一線退く マラソン2時間切り、五輪2連覇 マラソン界の常識を変えた鉄人

2025.11.04

“走る伝説”キプチョゲが第一線退く マラソン2時間切り、五輪2連覇 マラソン界の常識を変えた鉄人

11月2日、米国でニューヨークシティマラソンに出場したエリウド・キプチョゲ(ケニア)が、フィニッシュ後、今後はエリートレースには参加せず、新たなプロジェクト「エリウド・キプチョゲ・ワールドツアー」を始めることを発表した。 […]

NEWS 白熱アンカー決戦!三菱重工が制覇!クラフティア2位、黒崎播磨が3位、全日本覇者・旭化成Aは8位/九州実業団駅伝

2025.11.04

白熱アンカー決戦!三菱重工が制覇!クラフティア2位、黒崎播磨が3位、全日本覇者・旭化成Aは8位/九州実業団駅伝

◇第62回九州実業団毎日駅伝(11月3日/大分・佐伯中央病院陸上競技場~佐伯市屋内運動広場特設コース:7区間89.3km) 第62回九州実業団毎日駅伝が行われ、九州枠「9」と第70回記念枠「1」(9位から10分差以内が条 […]

NEWS 豊川が男女優勝 男子は2時間6分23秒で2年ぶりV 女子は序盤で主導権を握って逃げ切り4連覇/愛知県高校駅伝

2025.11.04

豊川が男女優勝 男子は2時間6分23秒で2年ぶりV 女子は序盤で主導権を握って逃げ切り4連覇/愛知県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた愛知県高校駅伝は11月3日、一宮市大野極楽寺公園発着木曽川沿川サイクリングコースで行われ、男女ともに豊川が制した。男子(7区間42.195km)は2時間6分23秒で2年ぶり10回目のV。女子( […]

NEWS 高知農が県高校最高記録の2時間6分36秒で5連覇 女子は山田がオール区間賞で都大路は“皆勤”の37に/高知県高校駅伝

2025.11.03

高知農が県高校最高記録の2時間6分36秒で5連覇 女子は山田がオール区間賞で都大路は“皆勤”の37に/高知県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた高知県高校駅伝は11月2日、高知市東部総合運動場周回コースで行われ、男子(7区間42.195km)は高知農が県高校最高記録となる2時間6分36秒で5年連続49回目の優勝。女子(5区間21.09 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top