6月12日、九電工は所属するベナード・コエチ(ケニア)と結んでいた選手契約を6月30日付で解除することを発表した。コエチは11日に、アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU、世界陸連の独立不正監査機関)からドーピング違反による暫定資格停止処分が下されていた。
九電工はAIUから通知を受けた後、コエチに対して事実確認を行い、「ドーピング規則違反になるような行為は行っていない」と回答を受けたという。同社はコエチの意見を支持するとしたものの、暫定的資格停止期間は競技会への出場ができないことを理由に、「誠に遺憾ながら、当選手との選手契約を2025年6月30日に解除することに至りました」としている。
コエチのドーピング違反はABP(生体パスポート)の数値が異常値を示し、禁止物質の使用が疑われたことが理由。同様の理由で競歩の池田向希(旭化成)も暫定資格停止処分を受けており、池田側はスポーツ仲裁裁判所に上訴している。
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