HOME 特集

2025.06.08

サニブラウンが語る次世代への思い 2年目迎えるDAWN GAMES主催「いろんな人と触れ合って成長してほしい」
サニブラウンが語る次世代への思い 2年目迎えるDAWN GAMES主催「いろんな人と触れ合って成長してほしい」

DAWN GAMESへの思いを語るサニブラウン・アブデル・ハキーム

男子100mで世界選手権2大会連続入賞中のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が、今年も主催大会「DAWN GAMES Powered by TORAY」を開催することを発表した。この大会はサニブラウンが「日本の陸上界を盛り上げ、世界レベルと戦える水準まで引き上げたい」と創設。昨年初めて開催し、東西の予選会を経て、10月の決勝大会にはサニブラウン本人も参加して若きスプリンターの走りに目を細めていた。

種目は短距離に特化し、小中高生が対象。6月21日の西日本エリア予選(大阪・ヤンマーフィールド長居)、8月2日の東日本エリア予選(東京・駒沢オリンピック公園)が行われ、種目は小1~3が50m、小4以上が100mで実施される。予選会への参加は無料で、事前申し込みが必要だ。

広告の下にコンテンツが続きます

2年目を迎える「DAWN GAMES」に向けて、改めて大会、そして次世代の子どもたちに向けて思いを語った。

――1回目を振り返って

「前回は1回目ということもあって少し規模を制限していました。それでもたくさんの子どもたちが、中には遠くからも参加してくれました。大変だったのはスケジュールの問題です。もっといろいろな選手を見たかったのですが、全国大会など主要競技会と日程が重なるなど、難しい部分がありました。今年は少し改善できたと思います」

――改めてこの大会を開催する意義は

「まずは走る楽しさを感じてもらいたいというのがあります。ただ、走りや結果も大事なのですが、それだけでなくて、この大会から何か見つけてほしい。特に横のつながりですね。いろんな選手と走って、その関係が将来生きてくるかもしれません。それは陸上に限らず。意外と世間は狭いものですから、いろんな人と触れ合って、いろんなものを見て、いろんな経験をして成長していってほしいんです」

――これまでも度々、次世代の子どもたちに対する思いを語っている

「5月の日本滞在中にも、2回小学校訪問イベントに参加しました。普段から世界のトップ選手と触れ合う機会はなかなかないですし、子どもたちにとって一生の思い出になると思います。この小さなきっかけから、誰かがオリンピックに出たり、夢を追いかけて実現したりする子が出てくれるといいな、と。こうした活動がすごく大事ですし、下の世代につながっていくもの。もっといろんな選手がやってほしい。9月の東京世界選手権も終わった後に陸上界、スポーツ界がどうなっていくかが大事。もっと活性化させていきちたいですし、これを機にサッカーや野球に肩を並べられるようにしたいです」

――2年目を迎えるDAWN GAMESの今後の展望と参加する子どもたちへメッセージ

「どんどんと大会の精度を上げていって、いずれはインターハイや国体に負けないくらい大きくしていきたいです。大会で勝った子たちを、去年もトレーニングキャンプなど実施しましたが、今後もキャンプをしたり、海外に行ける機会を与えたいというのが直近の目標です。今回は前回の倍くらいの規模になっています。前回以上にいろいろな子に参加してもらいたいので、誰でもウエルカムです。ぜひ応募してください。みなさんの走りを見られること、そして決勝大会で一緒に触れ合えるのを楽しみにしています」

DAWN GAMESのイベント詳細、応募などは公式HPをチェック
●サニブラウン・アブデル・ハキーム/1999年3月6日生まれ、26歳。100m9秒96、200m20秒08はいずれも日本歴代2位。22年オレゴン、23年ブダペスト世界選手権の100mで2大会連続ファイナルに進んでいる。

男子100mで世界選手権2大会連続入賞中のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が、今年も主催大会「DAWN GAMES Powered by TORAY」を開催することを発表した。この大会はサニブラウンが「日本の陸上界を盛り上げ、世界レベルと戦える水準まで引き上げたい」と創設。昨年初めて開催し、東西の予選会を経て、10月の決勝大会にはサニブラウン本人も参加して若きスプリンターの走りに目を細めていた。 種目は短距離に特化し、小中高生が対象。6月21日の西日本エリア予選(大阪・ヤンマーフィールド長居)、8月2日の東日本エリア予選(東京・駒沢オリンピック公園)が行われ、種目は小1~3が50m、小4以上が100mで実施される。予選会への参加は無料で、事前申し込みが必要だ。 2年目を迎える「DAWN GAMES」に向けて、改めて大会、そして次世代の子どもたちに向けて思いを語った。 ――1回目を振り返って 「前回は1回目ということもあって少し規模を制限していました。それでもたくさんの子どもたちが、中には遠くからも参加してくれました。大変だったのはスケジュールの問題です。もっといろいろな選手を見たかったのですが、全国大会など主要競技会と日程が重なるなど、難しい部分がありました。今年は少し改善できたと思います」 ――改めてこの大会を開催する意義は 「まずは走る楽しさを感じてもらいたいというのがあります。ただ、走りや結果も大事なのですが、それだけでなくて、この大会から何か見つけてほしい。特に横のつながりですね。いろんな選手と走って、その関係が将来生きてくるかもしれません。それは陸上に限らず。意外と世間は狭いものですから、いろんな人と触れ合って、いろんなものを見て、いろんな経験をして成長していってほしいんです」 ――これまでも度々、次世代の子どもたちに対する思いを語っている 「5月の日本滞在中にも、2回小学校訪問イベントに参加しました。普段から世界のトップ選手と触れ合う機会はなかなかないですし、子どもたちにとって一生の思い出になると思います。この小さなきっかけから、誰かがオリンピックに出たり、夢を追いかけて実現したりする子が出てくれるといいな、と。こうした活動がすごく大事ですし、下の世代につながっていくもの。もっといろんな選手がやってほしい。9月の東京世界選手権も終わった後に陸上界、スポーツ界がどうなっていくかが大事。もっと活性化させていきちたいですし、これを機にサッカーや野球に肩を並べられるようにしたいです」 ――2年目を迎えるDAWN GAMESの今後の展望と参加する子どもたちへメッセージ 「どんどんと大会の精度を上げていって、いずれはインターハイや国体に負けないくらい大きくしていきたいです。大会で勝った子たちを、去年もトレーニングキャンプなど実施しましたが、今後もキャンプをしたり、海外に行ける機会を与えたいというのが直近の目標です。今回は前回の倍くらいの規模になっています。前回以上にいろいろな子に参加してもらいたいので、誰でもウエルカムです。ぜひ応募してください。みなさんの走りを見られること、そして決勝大会で一緒に触れ合えるのを楽しみにしています」 DAWN GAMESのイベント詳細、応募などは公式HPをチェック ●サニブラウン・アブデル・ハキーム/1999年3月6日生まれ、26歳。100m9秒96、200m20秒08はいずれも日本歴代2位。22年オレゴン、23年ブダペスト世界選手権の100mで2大会連続ファイナルに進んでいる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.05.06

「メットガラ」にデュプランティスが登場! セレブたちと競演

米国・ニューヨークのメトロポリタン美術館で、5月4日に恒例の「メットガラ」が開かれ、陸上界からは男子棒高跳世界記録保持者のA.デュプランティスが参加した。 「メットガラ」はファッション誌『VOGUE』の編集長アナ・ウィン […]

NEWS 【男子八種競技】北村澪音(洛南高3京都) 5995点=高校歴代9位

2026.05.05

【男子八種競技】北村澪音(洛南高3京都) 5995点=高校歴代9位

第79回京都府高校対校選手権大会の京都市内ブロック予選会が5月3日、4日の両日、たけびしスタジアム京都で行われ、男子八種競技で北村澪音(洛南高3京都)が高校歴代9位の5995点をマークした。 中学時代に全中四種競技で優勝 […]

NEWS 世界リレーで北京世界陸上決定 男子マイル・今泉堅貴「最大の目標は達成」決勝逃したことは「反省」

2026.05.05

世界リレーで北京世界陸上決定 男子マイル・今泉堅貴「最大の目標は達成」決勝逃したことは「反省」

ボツワナで行われた世界リレーを終え、北京世界選手権出場権を獲得した男子4×400mリレーメンバーの今泉堅貴(内田洋行AC)がオンラインで会見を開いてレースを総括した。 予選は3分00秒79で5着にとどまり決勝進出を逃した […]

NEWS 前村ディレクター世界リレー総括 男子マイル「入賞をポイントに強化」出場権挑戦続く男子4継はDLとアジア大会でトライ

2026.05.05

前村ディレクター世界リレー総括 男子マイル「入賞をポイントに強化」出場権挑戦続く男子4継はDLとアジア大会でトライ

ボツワナで行われた世界リレーを終え、日本陸連強化委員会の前村公彦ディレクター(短距離)がオンラインで会見を開いて大会を総括した。 今大会は来年の北京世界選手権の出場権獲得を狙い、男子4×100m、4×400m、男女混合4 […]

NEWS 棒高跳・原口篤志が5m50 男子円盤投は幸長慎一が湯上剛輝抑える 齋藤真希は大会新V/水戸招待

2026.05.05

棒高跳・原口篤志が5m50 男子円盤投は幸長慎一が湯上剛輝抑える 齋藤真希は大会新V/水戸招待

日本グランプリシリーズ第7戦の水戸招待が5月5日、茨城県のケーズデンキスタジアム水戸で行われ、男子棒高跳は原口篤志(大経大院)が5m50で優勝を飾った。 昨年までは東大阪大に所属していたが、今春から大学院生として新たな環 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年5月号 (4月14日発売)

2026年5月号 (4月14日発売)

2026シーズン展望
中距離特集ほか

page top