HOME 大学

2025.05.05

甲南大が44秒82で4×100mR3連覇!女王の意地、立命大を終盤に逆転/関西IC
甲南大が44秒82で4×100mR3連覇!女王の意地、立命大を終盤に逆転/関西IC

関西インカレ女子4×100mRを制した甲南大(4走・税田ジェニファー璃美)

◇第102回関西インカレ(T&Fの部/5月4日~7日、大阪・ヤンマースタジアム長居、ヤンマーフィールド長居)2日目

関西インカレ(T&Fの部)2日目が行われ、女子4×100mリレーは甲南大が44秒82で3連覇を飾った。

広告の下にコンテンツが続きます

予選で3年ぶり学生タイ記録となる44秒51をマークしていた甲南大。1走から千葉安珠(1年)、藏重みう(3年)、奥野由萌(4年)、税田ジェニファー璃美(2年)と同じオーダーで臨み、予選から接戦を繰り広げた立命大と再びデッドヒートを展開する。

千葉、藏重までは立命大とほぼ互角の展開だったが、藏重から奥野へのバトンパスで詰まり、立命大にリードを許す。だが、アンカーの税田が猛追し、残り30m付近で逆転。3年連続のVフィニッシュを果たした。2位の立命大は44秒99、3位には大阪成蹊大が46秒10で入った。

直前に行われた100m決勝ではワールドユニバーシティゲームズ代表推薦の奥野が2位と、立命大・永石に及ばなかったが、千葉が5位と奮起。日本インカレでも2連覇中の「女王」として、リレーへの流れを渡さなかった。関西3連覇を経て、6月の日本インカレで3年連続の頂点をつかみに行く。

◇第102回関西インカレ(T&Fの部/5月4日~7日、大阪・ヤンマースタジアム長居、ヤンマーフィールド長居)2日目 関西インカレ(T&Fの部)2日目が行われ、女子4×100mリレーは甲南大が44秒82で3連覇を飾った。 予選で3年ぶり学生タイ記録となる44秒51をマークしていた甲南大。1走から千葉安珠(1年)、藏重みう(3年)、奥野由萌(4年)、税田ジェニファー璃美(2年)と同じオーダーで臨み、予選から接戦を繰り広げた立命大と再びデッドヒートを展開する。 千葉、藏重までは立命大とほぼ互角の展開だったが、藏重から奥野へのバトンパスで詰まり、立命大にリードを許す。だが、アンカーの税田が猛追し、残り30m付近で逆転。3年連続のVフィニッシュを果たした。2位の立命大は44秒99、3位には大阪成蹊大が46秒10で入った。 直前に行われた100m決勝ではワールドユニバーシティゲームズ代表推薦の奥野が2位と、立命大・永石に及ばなかったが、千葉が5位と奮起。日本インカレでも2連覇中の「女王」として、リレーへの流れを渡さなかった。関西3連覇を経て、6月の日本インカレで3年連続の頂点をつかみに行く。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.26

編集部コラム「令和7年の大会取材」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定

2025.12.25

名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定

日本陸連は12月25日までに来年の名古屋アジア大会の派遣設定記録と、選考要項にかかる参考競技会について公開した。 来年9月19日から10月4日まで行われるアジア大会。日本開催は1994年の広島以来、32年ぶりとなる。陸上 […]

NEWS 関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

2025.12.25

関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

関東学生陸上競技連盟の植田恭史会長や次呂久直子幹事長、原晋駅伝対策委員長ら6人が12月25日、東京都庁に小池百合子知事、神奈川県庁に黒岩祐治知事を訪問した。 この日発表された出場校の増加(通常開催計24チーム、記念大会計 […]

NEWS 箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

2025.12.25

箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

関東学生陸上競技連盟(関東学連)は12月25日、箱根駅伝における「記念大会改革」と「出走チーム数増加」について発表した。 2028年の第104回大会から、これまで5年に1回だった記念大会を五輪イヤーの4回大会ごとに変更。 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

2025.12.25

箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「山上り一本にかける」 箱根駅伝予選会の出場を回避した山梨学大のキャ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top