2025.05.03
◇静岡国際(5月3日/静岡・小笠山総合運動公園エコパスタジアム)
日本グランプリシリーズの静岡国際が行われ、男子200mは鵜澤飛羽(JAL)が20秒05(+2.1)の快走で優勝した。
飛び出した鵜澤に続き2位になったのがベテランの飯塚翔太(ミズノ)。惜しくも追い風参考とは言え、2012年から続けており、一つの基準としている“20秒50”を今年もクリア。「追い風参考では記録は良くないですが、着実に今日のベストは尽くせたかな」と笑顔を見せる。
走りについては「前半で左右にガタガタする走りになって、スピードに乗り切れなかった」と反省。鵜澤の快走に「速いですよね。マジか、と思いながら走っていました。刺激になります」と闘志を燃やす。
地元・静岡のヒーロー。毎年のことだが、スタンドからはひときわ大きな歓声と拍手が送られる。「やっと本格的に(シーズンが)始まるなって思います。みんなも仕上がっているので楽しみ」。
近年は脚の痛みと付き合いながらで、コーナー練習もなかなか積めない時期も長かった。「去年に比べれば身体は元気。コーナー練習もできているのですが、スピード練習をもう少し積みたい」と話す。
五輪4大会、世界選手権は23年ブダペストまで5大会に出場してきた。6月2日が誕生日で、まもなく34歳を迎えるベテランであり生けるレジェンドは「7月までに東京世界選手権の参加標準記録(20秒16)と自己記録(20秒11)更新を目指したい。その気持ちを忘れずにやっていきます」と、さわやかに語った。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.10.13
-
2025.10.13
-
2025.10.13
2025.10.07
桐生祥秀の凱旋に、800m落合、円盤投・湯上がV 44年ぶり湖国開催/滋賀国スポ
2025.10.13
【テキスト速報】第37回出雲駅伝
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.13
十種競技・丸山優真が8054点の自己新 2度目の8000点オーバー!アクシデント乗り越え来季のステップに
10月12日、13日の2日間、長野市の長野市営陸上競技場で長野県選手権混成競技兼長野オータム・トライアル2025が行われ、男子十種競技で丸山優真(住友電工)が8054点で優勝を飾り、日本歴代3位の自己記録(8021点)を […]
2025.10.13
サニブラウン主催のDAWN GAMES決勝大会開催「横のつながりを大切にしてほしい」子どもたちの走りに興奮
男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が主宰する「DAWN GAMES FINAL Powered by TORAY」が10月13日、東京・大蔵運動公園陸上競技場で行われた。 「陸上人口を増やし、層を厚くし […]
2025.10.13
國學院大が初の2連覇! 混戦予想にも主将・上原琉翔「自分たちのレースをするだけだった」/出雲駅伝
◇第37回出雲駅伝(10月13日/6区間45.1km:島根・出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドームフィニッシュ) 学生駅伝シーズンの幕開けを告げる出雲駅伝が行われ、國學院大が2時間9分12秒で2年連続3回目の優勝を果たし […]
2025.10.13
東京五輪4×100mR金メンバーの兄に資格停止処分 ジェイコブスへのスパイ行為で
イタリア陸連は、元男子短距離選手のジャコモ・トルトゥ氏に対し、3年間の資格停止処分を科したと発表した。 トルトゥ氏は21年東京五輪男子4×100mリレーで金メダルを獲得したフィリッポ・トルトゥ(イタリア)の兄。東京五輪男 […]
Latest Issue
最新号

2025年10月号 (9月9日発売)
【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/