2025.01.29
公益財団法人日本プロスポーツ協会は1月29日、第54回内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞の授与式典を開き、日本プロスポーツ大賞は女子やり投でパリ五輪金メダルに輝いた北口榛花(JAL)が受賞した。
授与式に出席した後に会見に臨んだ北口。「オリンピック、パラリンピックの年で、本当にたくさんの日本人選手が活躍された中で大賞に選んでいただけてうれしいです」と改めて喜びを語えるとともに「うれしいと同時に責任もあるので、これからもっと自分が輝くためにどうしたらいいか日々考えています」と話す。
その言葉通り、練習を再開した11月以降は、通常のトレーニングに加えて、幼少期から行っていたバドミントンやスイミングに加え、柔道、スキークロスカントリー、ダンス、スケート、自転車、山登りなど、さまざまな競技に挑戦。「新たな刺激を身体に入れています」。
昨年からの受賞ラッシュに「世の中にこんなにたくさんの表彰があるのか」と笑いを誘い、「昨年度は大賞の一つ下が多かったので、一番はうれしい」と笑顔を見せる。注目を集めるなか、「鐘を鳴らすところやカステラを食べるところばかり注目されてしまって、やり投選手ということをみなさん忘れないでください」とアピールした。
日本プロスポーツ大賞は陸上界で初の快挙。加えて女子個人ではゴルフの岡本綾子以来、37年ぶりとなる。これまで野球やサッカー、ボクシングやゴルフなど、いわゆる“プロ”が選ばれてきた。
「本当だったらプロではないですが、プロ意識を持って競技に向き合っています。競技に専念させていただいている環境の中で、やらなきゃいけないのは自分のやり投を極めていくこと」
これまでも道なき道を切り開いてきた北口。「自分が切り開いた道を誰かが一緒に歩む未来があるといいなと思いますし、自分が最初に、という意識はあまりありませんが、みんなについてきてもらえるような、そんな選手になりたいと思っています」。
今年の最大目標は9月の東京世界選手権。この後は欧州に渡って合宿を積む予定で、5月3日のダイヤモンドリーグ(DL/中国)に向けて徐々に仕上げていく。
「金メダルを取って、世界で一番を一緒に共有できれば。記録面も自己記録(67m38)とアジア記録(67m98)を更新して、少しでも70mに近づけるように頑張ります」と目標を語った。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2026.09.06
-
2026.09.01
-
2026.09.01
-
2026.08.09
Latest articles 最新の記事
2026.09.07
雨天決戦の男子100m山本匠真が悲願V「一番勝ちたかった」田島が2冠、古賀ジェレミー貫禄勝ち/日本IC
◇天皇賜盃第95回日本学生陸上競技対校選手権(9月5~7日/神奈川・日産スタジアム)2日目 学生ナンバー1を争う日本インカレの2日目が行われた。 広告の下にコンテンツが続きます 終日、雨が降りしきるコンディション。ハイレ […]
2026.09.07
最終日の競技実施を発表 関東周辺の大雨で中止検討も開催へ 気象状況によって変更の可能性は示す/日本IC
◇天皇賜盃第95回日本学生陸上競技対校選手権(9月5~7日/神奈川・日産スタジアム)3日目 日本学生陸上競技連合は9月7日、第95回日本インカレの最終日を予定通り開催することを発表した。 広告の下にコンテンツが続きます […]
2026.09.06
学生最速は山本匠真!10秒22で初優勝「狙った通りのことができた試合だった」中四国勢Vは25年ぶり/日本IC
◇天皇賜盃第95回日本学生陸上競技対校選手権(9月5~7日/神奈川・日産スタジアム)2日目 学生ナンバー1を争う日本インカレの2日目が行われ、男子100mは山本匠真(広島大院)が10秒22(-1.0)で初優勝を飾った。 […]
2026.09.06
古賀ジェレミーが“伝統”受け継ぐ1年生V!順大勢7連覇達成「誇りに思えるレース」/日本IC
◇天皇賜盃第95回日本学生陸上競技対校選手権(9月5~7日/神奈川・日産スタジアム)2日目 学生ナンバー1を争う日本インカレの2日目が行われ、男子110mハードルは古賀ジェレミー(順大)が13秒57(-0.7)で1年生優 […]
Latest Issue
最新号
2026年9月号 (8月17日発売)
滋賀IH総特集
山口全中展望
アジア大会代表Close up